ひとりの「覚悟」 林佐和『やくみや』荒木町/東京で、十年 出会いはゴールデン街 忘れられない三品 ぶれない芯 オーダーメイドごはん 内なる力を喚び起こす 半歩先の提案/イタリアマンマは三度めで花開く 渡邊マリコ『fujimi do 243』西小山/指先までおいしいよ 省かない、惜しまない まかない仕込みのパスタ もつが好き、もつを極める 私は私らしく楽しもう 女将のキャラも味/静かな革命を、八ヶ岳から 山戸ユカ『DILL eat, life.』北杜/行動する女将 雪のない八ヶ岳で 「土地を食べる」放浪の旅 自然がもたらしてくれるもの 景色が浮かぶ料理/今日、ごはん食べに来ない? 大塩あゆ美『あゆみ食堂』諏訪/手の料理 この子は何かやるだろう 料理の“気” まっすぐな誠実 「おいしいものだけ、つくり続けなさい」 「楽しい」の魔法 本当にやりたいことって? 東京でもなく伊豆でもなく 彼女の信念/一杯のラーメンが永遠になるとき 宮代とよ子『ししまい』大磯/味噌汁のようなラーメン 父の背中を見ながら ラーメンでなくてもよかった 音楽のような時間と空間を 一杯のラーメンにこめたもの 「ししまいらーめん」ができるまで 日常を「演出」する/その椅子さえあれば 金岡由美『ぼたん』清澄白河/河岸のぼたんちゃん 現代の女将が立つところ 「間合い」のサービス 悪いときこそ、攻めろ 祭り女の気質 心の椅子の背もたれに/男たちが素顔に戻れる場所 越野美喜子『こしの』渋谷/道玄坂、ネオン街の片隅で 名を呼ぶ魔法 コの字カウンターの指揮者 専業主婦からの転身 占い師のお告げ ゴルフと富士山/野菜と対話しながら百まで 土井美穂『あめつち』学芸大学/カウンターの暗がりにひとり 静けさの価値 余韻が心地よい店 料理は、加減ひとつ 星野道夫に導かれて すべて自分で引き受けたい レシピよりも大事なこと 野菜が生きる糧をつくる/だしに始まり、だしに終わる 田中悦子『さかなのさけ』六本木/忘年会も新年会もない六本木で 緊急事態宣言下の引きこもり料理教室 女性料理人の先駆者 料理はだしです 作為のないきれいな味/下町酒場から広がれ、世界平和 荘司美幸『はりや』鐘ヶ淵/酎ハイ街道の終着点 のれんの重みより、もったいない 「きちんと」が当たり前の昭和仕事 困っているひとを放っておけない 女性のための縄のれん 夢はない。しいて言うなら……/働く女性の味方でありたい 大濱幸恵『おおはま』鎌倉/メニューの森に迷い込む おすすめは全部です 父に捧げる千切りキャベツ うちは居酒屋だから 公平のひと ひたむきだから、迷う 激動の一年を経験して 心に灯りがともる場所/あかねさす天へ向かって 姫田あかね『よしろう』鎌倉/本と酒場は似ている 男名前にしたかった たこの成仏 ささやかな自負 「女将さん道場」として 女将の願い/エピローグ 「自分の場所」をつくった女性たち/メニューのない店で 彼女たちが「自分の場所」をつくるまで 開拓者としての女将 女将さん酒場は、私たちの物語/おわりに/女将さん酒場一覧