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文春e-book

サムスン・クライシス 内部から見た武器と弱点

著:張相秀
著:片山修

電子版

内容紹介

ソニー、パナソニックなど、日本を代表する家電メーカーが軒並み苦戦するなか、「一人勝ち」を続けてきたサムスンが岐路に立っている。 最大の懸案は、一気にサムスンを巨大企業に育て上げた二代目社長・李健熙氏が倒れ、一時は昏睡状態に陥るなど、経営の一線に戻るのがかなり厳しいい状況にあることだ。三代目となるはずの息子、在鎔氏の資質は未知数である。 また、スマホ事業では、安価な中国メーカーに押され気味で、中国市場では、シェア・トップの座を明け渡している。 サムスンの参謀本部である未来戦略室の実態。ヘッドハンティングの戦略。トヨタやキャノンの手法にいかに学んだか。世界最強といわれる人事制度。後継問題。今後の成長戦略――これらサムスンの武器と弱点について、元サムスン経済研究所専務の張相秀氏と、経済ジャーナリストの片山修氏が語り合う。

JP-eコード:1639020100000000000I
出版社:文藝春秋
コンテンツ公開日:2015年02月13日