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日曜日/蜻蛉 生きものと子どもの小品集

著:志賀直哉

電子版

内容紹介

〝小説の神様〟志賀直哉は、生きものや子どもを好んで書いた。写実に徹した描写が何気ない小さな姿に新鮮な輪郭を与え、世代を問わず親しめる普遍的な名品となって多く生み出された。それらの短篇を集めた『日曜日』『蜻蛉』を合本とし二十四篇を収録。巻末に網野菊「先生と生きもの」を付す。〈解説〉阿部公彦


目次

日曜日
 子供の読者に
 日曜日
 清兵衛とひょうたん
 ある朝
 菜の花と小娘
 クマ
 ジイドと水戸黄門
 池の縁
 子供三題
 犬
 鬼
 出来事
 小僧の神様
 雪の遠足
 台風
 母の死と新しい母

蜻蛉
 序
 蜻蛉
 家守
 城の崎にて
 濠端の住まい
 百舌
 馬と木賊
 虫と鳥
 兎
 玄人素人

付録
  先生と生きもの  網野菊

  解 説  阿部公彦

JP-eコード:12000000000000004148
出版社:中央公論新社
コンテンツ公開日:2021年12月22日