出版社を探す

残りの雪(下)

著:立原正秋
朗読:梶山はる香

オーディオブック

内容紹介

鎌倉、京都、箱根、越後……人目を忍んで逢瀬を重ねる里子と坂西。四季の移ろいと、愛の日々の中で”いびつな染付白磁”といわれた里子は”女“として目覚めていく。

里子の友人で坂西の元恋人だった栗田綾江の嫉妬による密告で、二人の仲は坂西の妻・和枝の知るところとなる。宿命の愛と知りながら、里子は坂西と別れる決心をするのだったが……。

日経新聞に連載され話題を呼んだ長編小説。男女の宿命的な愛を鮮烈に映すとともに鎌倉や京都を舞台に、和服や自然を通して日本の四季が美しく描写されており、作品の魅力に彩りを添えている。

目次

通い路【1】
通い路【2】
通い路【3】
冬の日【1】
冬の日【2】
しらうめ【1】
しらうめ【2】
しらうめ【3】
雑草の花
春の水【1】
春の水【2】
春の水【3】
昼の月
越後【1】
越後【2】
意馬心猿
侘助【1】
侘助【2】
枯葉
葦刈【1】
葦刈【2】
葦刈【3】
葦刈【4】

JP-eコード:093522427000v0000000
出版社:小学館
コンテンツ公開日:2024年01月10日