集英社新書
リニア新幹線と南海トラフ巨大地震 「超広域大震災」にどう備えるか
著:石橋克彦
電子版
内容紹介
政府の地震本部が「30年以内の発生確率が70~80%」とする南海トラフ巨大地震。その震源域は広大で、沿岸部のみならず内陸も激しく揺れる。活断層の密集地帯を走るリニア中央新幹線は無事でいられるだろうか? リニアは既存の新幹線より脆弱で、大部分が地下トンネルのため避難は困難をきわめる。そして、新たな複合災害を誘発する可能性が高い。地震学の知見に基づき、その危険性を警告する!
目次
はじめに/第1部 リニアは地震に耐えられない(第一章 リニア中央新幹線とは何か/第二章 地震危険性を検討しなかったリニア計画/第三章 活断層が動けばリニアは壊滅する/第四章 南海トラフ巨大地震から復旧できるか)/第2部 ポストコロナのリニアは時代錯誤(第五章 地球温暖化防止に逆行するリニア新幹線/第六章 ポストコロナの日本を「超広域複合大震災」が襲う/第七章 「超広域大震災」にどう備えるか/第八章 リニア中央新幹線の再考を)/あとがき/注
JP-eコード:08721171942550000000
。出版社:集英社
。コンテンツ公開日:2021年06月24日。