講談社文芸文庫
転々私小説論
著:多田 道太郎
電子版
内容紹介
仏文学が専門の学者・評論家であり、遊びや風俗から日本文化を独自に見つめていた多田道太郎は、私小説をこよなく愛していた。孤高の域にある、その語り口は軽妙かつ深遠で、「葛西善蔵の妄想」「諧謔の宇野浩二」「飄逸の井伏鱒二」「飄飄太宰治」と題された圧巻の文学評論4篇で、新たな視点から日本の私小説の真髄に迫る。
JP-eコード:06A0000000000089532L
。出版社:講談社
。コンテンツ公開日:2020年10月02日。