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講談社学術文庫

死に至る病

著:セーレン・キェルケゴール
訳:鈴木祐丞

電子版

内容紹介

「死に至る病とは絶望のことである」。──この鮮烈な主張を打ち出した本書は、キェルケゴールの後期著作活動の集大成として燦然と輝いている。本書は、気鋭の研究者が最新の校訂版全集に基づいてデンマーク語原典から訳出するとともに、簡にして要を得た訳注を加えた、新時代の決定版と呼ぶにふさわしい新訳である。「死に至る病」としての「絶望」が「罪」に変質するさまを見据え、その治癒を目的にして書かれた教えと救いの書。

目次

凡 例 序 言 緒 言 第一編 死に至る病とは絶望のことである A 絶望が死に至る病であるということ B この病(絶望)の普遍性 C この病(絶望)の諸形態 第二編 絶望は罪である A 絶望は罪である B 罪の継続 訳者解説 訳者あとがき

JP-eコード:0629240900100011000S
出版社:講談社
コンテンツ公開日:2017年04月21日