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講談社選書メチエ

子供の哲学 産まれるものとしての身体

著:檜垣立哉

電子版

内容紹介

西田幾多郎、レヴィナス、ドゥルーズ……その思考のあらたな可能性これまでの哲学が再三にわたって論じてきた「私」という問題。しかしそこには、大きな見落としがあったのではないか?産まれる、子をはらむ、産む、死んでいく、だけど誰かが残る。こうしたことを、それ自身として真正面からとらえる。そのための哲学が、ここからはじまる。(講談社選書メチエ)

目次

序文 子供/妊娠の哲学のために 第1章 私と身体をめぐる伝統的議論 第2章 生命としての私へ 第3章 西田幾多郎の他者論と生殖論 第4章 レヴィナスの他者論と生殖論 第5章 私であることと「いのち」の遺伝 第6章 子供とは誰のことか──「自分の子供」概念の脱構築 注 あとがき

JP-eコード:0625854100100011000U
出版社:講談社
コンテンツ公開日:2013年01月18日