講談社選書メチエ
鎌倉仏教への道 実践と修学・信心の系譜
著:菊地大樹
電子版
内容紹介
「旧仏教」を読み直し鎌倉新仏教のルーツを探る。鎌倉新仏教はゼロから生まれたのではなかった。偉大な祖師たちの思想が生まれる背景には、先行する有名無名の宗教者たちによる、さまざまな試みがあった。山林修行、戒律の問題、経典への信仰など「実践」をキーワードに、これまで見過ごされてきた、新仏教を準備したさまざまな運動に光を当てる。(講談社選書メチエ)
目次
序章 第一章 優婆塞仏教の系譜 第二章 成熟と分裂──寺院社会の「出世」と「出世間」 第三章 実践と修学をつなぐモノ──経典信仰の諸相 第四章 信心の地平──夢想と観想 第五章 信心のゆくえ 終章 主要参考文献目録 図版出典 あとがき
JP-eコード:0625851900100011000Q
。出版社:講談社
。コンテンツ公開日:2015年07月24日。