講談社文庫
かの子撩乱その後
著:瀬戸内寂聴
電子版
内容紹介
またとない理解者一平を夫に得、才能豊かな太郎を子として産み、恒松安夫や新田亀三を崇拝者として同居させながら、かの子はいつでも孤独感にさいなまれていた。人並外れた激情の作家を支え、大輪の花と咲かせた家族と恋人たちを鮮やかに描く、伝記的小説とエッセイ集。不滅の名作『かの子撩乱』の姉妹編。
目次
I 岡本かの子伝 II 大貫晶川ノート 堀切茂雄ノート 藤田啾漣のこと かの子と仏教とわたし III かの子の歌 一平全集の語るもの これがポイント ある文学碑 はじめての戯曲 恋の始末 風もなきに 法事撩乱 永遠の命 年譜
JP-eコード:0618557800100011000Y
。出版社:講談社
。コンテンツ公開日:2017年06月02日。