講談社学術文庫
昭和の軍閥
著:高橋正衛
電子版
内容紹介
政治腐敗や深刻な不況に揺らぐ昭和初期、充満する憤懣は改革、革命の熱気を醸成した。軍部には「世論ニ惑ハズ政治ニ拘ラズ」(軍人勅諭)の伝説を覆えさんとする軍人が現れ、軍閥を形成する。皇道派対統制派、幕僚対青年将校等の対立を内に蔵しつつも、彼らは軍の枠を超え出て国家を掌握。日本を支配し、破滅へと猛進した昭和軍閥の生成とその実態を探る。
目次
まえがき 序 軍隊を考える基礎的事項 I 軍閥を生みだしたもの II 昭和軍閥の歩み III 隊付将校 IV 四つの事件 V 昭和の軍閥 VI 戦争への道 VII 結 び 註
JP-eコード:0615959600100011000P
。出版社:講談社
。コンテンツ公開日:2016年01月22日。