ことばと国家
著:田中克彦
電子版
内容紹介
だれしも母を選ぶことができないように、生まれてくる子どもにはことばを選ぶ権利はない。その母語が、あるものは野卑な方言とされ、あるいは権威ある国家語とされるのはなぜか。国家語成立の過程で作り出されることばの差別の諸相を明らかにし、ユダヤ人や植民地住民など、無国籍の雑種言語を母語とする人びとのたたかいを描き出す。
JP-eコード:00000000000000001359
。出版社:岩波書店
。コンテンツ公開日:2020年02月28日。