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大活字本 高瀬舟

著:森鴎外

紙版

内容紹介

小さな活字での読書にストレスを感じる方に。
シルバー文庫の大活字本は、文庫サイズでコンパクト、一冊150グラム以下。
本文の文字は、16ポイントのゴシック体を使用しており、老眼鏡をつかわずに読書が愉しめます。

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庄兵衛は心の内に思った。これまでこの高瀬舟
の宰領をしたことは幾度だか知れない。しかし載
せて行く罪人は、いつもほとんど同じように、目も
当てられぬ気の毒な様子をしていた。それにこの
男はどうしたのだろう。遊山船にでも乗ったよう
な顔をしている。(『高瀬舟』より)
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収録作品『高瀬舟』ほか『最後の一句』『山椒大夫』

鴎外の作品世界をお楽しみください。

名作は、何度読んでも、読むときどき、年齢にそって読み味が異なります。
再読にもおすすめです。
プレゼントにも。

目次

高瀬舟
最後の一句
山椒大夫

著者略歴

著:森鴎外
森鷗外(1862~1922)
小説家、評論家、翻訳家、陸軍軍医。本名は森林太郎。明治中期から大正期にかけて活躍し、近代日本文学において、夏目漱石とともに双璧を成す。代表作は『舞姫』『雁』『阿部一族』など。『高瀬舟』は今も教科書で親しまれている後期の傑作で、そのテーマ性は現在に通じている。『最後の一句』『山椒大夫』も歴史に取材しながら、近代小説の相貌を持つ。

ISBN:9784991254413
出版社:ぺんで舎
判型:文庫
ページ数:238ページ
定価:1200円(本体)
発行年月日:2022年11月
発売日:2022年11月25日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ