Dr.モルック　フィンランドからつながる笑顔

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著：八ツ賀秀一

出版社：心書院

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内容紹介

小児科医としてフィンランドに留学し、モルックに出会った著者。モルックの面白さ、その戦略性や技術に驚愕し、国籍・性別・年齢・障がいの有無に関わらず楽しめるユニバーサル感に感銘を受ける。「こんなに素晴らしいスポーツが日本で知られていないのはもったいない！」と日本モルック協会を設立し、帰国してから10年以上、全力で普及活動を続けてきた。

「さらば青春の光」の森田哲矢氏のおかげで人気が爆発し、今や競技人口は100万人を突破。2024年8月には北海道函館市でモルック世界大会が開催される。著者の熱意は止まることを知らず、パラリンピック種目に採択される日を夢見て走り続けている。著者のモルック愛の根本には、「子どもの虐待を減らしたい」「患者さんの役に立ちたい」という小児科医としての想いがあり、第5章「モルックに込める願い」に収録されている。

本書では日本モルック協会にも全面的に協力していただき、公式アンバサダー6名（森田哲矢氏、植田圭輔氏、みなみかわ氏、カナイ氏、田中亜土夢氏、ノーラ・シロラ氏）全員からメッセージをいただいた。コラムでは2023年8月の世界大会で準優勝した、河野選手の「モルック上達法」を読むことができる。またフィンランド大使館との座談会に加えて、カラー写真でフィンランドの魅力を伝えている。巻末の英語コンテンツは、外国人プレーヤーとの交流やSNS発信にも役立つ。

「木で木を倒すスポーツ」モルックの魅力をすべて本書に詰め込んだ、日本初のモルックの書籍。長年の愛好者も、始めたばかりのプレーヤーも、なぜ自分がモルックにハマったのか納得できる本。全モルッカー必読の書。

第１章　モルックと出会う 009
私の職業／フィンランド留学／モルックとの出会い／はじめての出場は世界大会／世界大会の雰囲気／モルックはなんて楽しいんだろう／世界レベルの選手と特訓／スロバキア大会入賞／２回目の世界大会／帰国直前にJMAを設立／モルックが買えない／【コラム】モルック上達法
第２章　モルック世界大会を誘致 051
帰国後の活動／第1回日本大会を開催／主催者の苦労話／毎年フィンランドへ／国際モルック連盟の話／全国的な普及を実感／函館に転居／ＪＭＡ法人化／「明日から日本代表」／モルックがテレビ番組に／世界大会を函館に誘致／【コラム】公式アンバサダー紹介090
第３章　モルックとフィンランド文化 097
フィンランドでの生活／私と英語／フィンランドと日本の共通点／モルックをフィンランドと日本の架け橋に／フィンランドのモルック事情／ノーラ・シロラさん寄稿文115／田中亜土夢さんインタビュー122／フィンランド大使館との座談会129
第４章　モルックを愛する人々 161
全国への広がり／初期メンバー紹介／モルックで出会った人たち／協会運営において助けてくれた方々／スポンサーの皆さま／【コラム】日本モルック協会スタッフ紹介212
第５章　モルックに込める願い 225
学生時代を振り返って／研修医から小児科医へ／大学病院における医師の仕事／人生の流れに乗ってみる／本気でぶつかり合えるスポーツが必要／小児科医としての思い／子どもの虐待を減らしたい／障がい者施設、福祉施設にこそモルックを／オリンピックとパラリンピックの融合を目指して／【コラム】日本大会史・世界大会史256
謝辞260
モルック英会話265
英語メッセージ271

著者略歴

著：八ツ賀秀一
1973年生まれ、横浜市出身。2001年宮崎医科大学（現宮崎大学）卒業。小児科医。
日本モルック協会代表理事。医学博士（専門分野は内分泌・代謝、栄養、遺伝、ミトコンドリア病、筋疾患、小児腎疾患）。
日本小児科学会（専門医・指導医）、日本人類遺伝学会（専門医・指導医）、日本内分泌学会（専門医・指導医・評議員）、日本糖尿病学会（専門医）、日本小児神経学会（評議員）、日本ミトコンドリア学会（評議員）など、所属学会は多岐に渡る。

ISBN：9784991234828
出版社：心書院
判型：4-6
ページ数：272ページ
定価：1600円（本体）
発行年月日：2023年10月
発売日：2023年10月31日
国際分類コード【Thema（シーマ）】１：SHB。

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