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伊達の国を飾った 仙台門松

企画・原案:一般社団法人 心のふるさと創生会議
編:菅野正道

紙版

内容紹介

正月の風物詩とも言える門松。三本の竹を組み合わせた門松は、実は明治以降に全国的に広まったもの。かつて仙台藩領だった地域で飾られていた門松は、松に笹竹などを組み合わせた豪壮なもの。時代の流れにつれて姿を消しつつあった伝統の門松を、地元のミュージアムが「再発見」して研究を進めた。そして、歴史を生かした街づくりを目指して、門松は仙台の街によみがえった。地域に根差した歴史と文化を探求し、現在に活かそうとした奮闘の物語。

目次

第一章
仙台門松とは
仙台門松復元事業立ち上げから今日まで
仙台門松の「発見」とその復元

第二章
仙台門松の形と歴史

第三章 
仙台門松見聞記

第四章
門松の伝統を守り続ける熊谷和夫さんに聞く
<座談会>「仙台門松」飾りの裏方奮戦記

第五章 仙台門松への想い

著者略歴

企画・原案:一般社団法人 心のふるさと創生会議
伊達政宗公の生誕450年を機に、政宗公をはじめとする郷土の歴史的・文化的遺産を掘り起こし、未来に継承することを目的として、2017年8月3日に発足。歴史講座の開催や歴史遺産を活用した地域づくりなどに取り組んでおり、仙台門松の設置事業は「歴史の薫りのする街づくり」プロジェクトの代表的な活動として注目されている。
編:菅野正道
郷土史家、元仙台市史編さん室長。現在はフリーで郷土の歴史を研究。東北の戦国時代史や仙台藩の歴史に詳しい。主な著書に『せんだい歴史の窓』(河北選書)、『イグネのある村へ』(蕃山房)、『昭和を走った仙台市電』(共著/河北新報社)、『海辺のふるさと-仙台市東部沿岸地域の歴史と記憶』(せんだい3.11メモリアル交流館)、『伊達の国の物語 政宗からはじまる仙台藩二七〇年』(プレスアート)がある。

ISBN:9784990819088
出版社:プレスアート
判型:新書
ページ数:152ページ
定価:1000円(本体)
発行年月日:2022年12月
発売日:2022年12月16日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JBCC6