出版書誌データベース

髪の表情（前髪や髪の形、ボリュームな）やアイウェア、装飾品が、顔にどのような影響を与えるかを実例を交えながら視覚的に詳しく解説
・シャネル、ジバンシー、イヴ・サンローランなどのパリプレタポルテ・オートクチュールコレクションのヘアスタイル／バックステージを長年担当してきた著者が、経験し蓄積してきたメソッドを体系化
・「顔をデザインする」とは何か？　という基礎概念にはじまり、本メソッド・ヴィザジズムの基本的な考え方、顔の分析法、視覚コントロールテクニックを使って顔をデザインする方法などを紹介します
・ヴィザジズムは美容技術ではありません。自身（お客様）の顔や嗜好（好き嫌い）を分析して最適解を導き出しヘアデザインを構築、顔をデザインするための美容カウンセリングメソッドです
・顔や髪型を７つの単純な幾何学図形に置き換え、フォルムのデザインを導き出します
・前髪や分け目、顔にかかる髪や髪型で視覚を誘導、顔の見え方を変化させます
・錯視を使って視覚をコントロール。顔の印象は簡単に変わる!!
・ヘアスタイルやアイウェアが顔に作用する実例を、写真とイラストで視覚的に解説（実例集）

chapter01　デザインするということ
・ヘアデザイン＝顔のデザイン
・ヴィザジズムとは何か
chapter02　ヴィザジズムメソッド
・ヴィザジズムのエスプリ
・インターアクティブコミュニケーション
・ジオメトリックテクニック＞幾何学的分析に用いる７つの形
・エクステリエール＞顔と髪のエクステリエール
・インテリエール＞顔と髪のインテリエール、前髪の効果、眉毛・まつ毛・ヒゲのインテリエール
・視覚コントロールテクニック（直線と曲線、グループ視、中心視、比較・明暗・遠近、光と陰、同化など）
chapter03　テクニカルチャート
・実例写真（ヴィザジズムメソッドを用いた顔の変化）と使用テクニック解説
chapter04　アイウェアと顔の変化
・アイウエアの形の分類
・サンプル集
chapter05　インタビュー

あとがき、VISAGISMEのご案内、参考文献、用語集

著：ウノ ムラハシ カツジ
神戸生まれ、京都在住。ヴィザジズム アンスタルコワフ オーガナイザー。FNCFクラブアーティスティックジャポン 代表。一般社団法人ヴィザジズム協会 代表。京都、嵯峨美術短期大学で立体造形を学び、美容師免許取得後、渡仏。モナコ王妃、故 グレース・ケリーをはじめとする世界各国の王侯貴族やエリザベス・テーラー、オードリー・ペップバーン等の有名女優たちを顧客に持つ、アレクサンドル ドゥ パリに入店。アレクサンドル氏のアシスタントとして、パリコレやファッション誌のヘアを担当。帰国後もコラブラトール（協力員）として数年間にわたりパリコレクションのバックステージを担当する。90年代半ば、パリで生まれたヴィザジズムのメソッドを習得。1998年より日本国内にて主に美容師、理容師、理美容学生を対象としたセミナーを開催。美容師として長年蓄積してきた顔のデータと経験値を基に、日本人の顔に合わせた日本独自のヴィザジズムメソッドを提唱している。