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自由の国 平等の国

著:小川 仁志

紙版

内容紹介

高い壁によって隔てられた「自由の国」と「平等の国」。それぞれが自分たちの価値観が正しいと信じて暮らしていた。ある日、偶然「自由の国」の少女ベルと、「平等の国」の少女クゥが出会い、お互いの顔がそっくりであることに驚く。少女たちは服を交換し、入れ替わって相手の国を見てみることに…。新しい価値観に触れ、成長した少女ベルとクゥはやがて「理想の国」をめざして動き始める。

目次

プロローグ 境界線
第1章 自由の国
第2章 平等の国
第3章 カクメイ
第4章 理想の国
エピローグ 永遠の物語
少し大人になった君へ
 ◆「自由」と「平等」について考えるためのヒント
小説をより楽しみたい人のために
 ◆隠された秘密

著者略歴

著:小川 仁志
1970年、京都府生まれ。哲学者・徳山工業高等専門学校准教授。京都大学法学部卒、名古屋市立大学大学院博士後期課程修了。博士(人間文化)。米プリンストン大学客員研究員(2011年度)。商店街で「哲学カフェ」を主宰するなど、市民のための哲学を実践している。専門は公共哲学・政治哲学。著書に『はじめての政治哲学―「正しさ」をめぐる23の問い』(講談社)、『7日間で突然頭がよくなる本』(PHP)等多数。

ISBN:9784947767134
出版社:ロゼッタストーン
判型:A5
ページ数:176ページ
定価:1800円(本体)
発行年月日:2014年10月
発売日:2014年10月08日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ