自由の国 平等の国
著:小川 仁志
紙版
内容紹介
高い壁によって隔てられた「自由の国」と「平等の国」。それぞれが自分たちの価値観が正しいと信じて暮らしていた。ある日、偶然「自由の国」の少女ベルと、「平等の国」の少女クゥが出会い、お互いの顔がそっくりであることに驚く。少女たちは服を交換し、入れ替わって相手の国を見てみることに…。新しい価値観に触れ、成長した少女ベルとクゥはやがて「理想の国」をめざして動き始める。
目次
プロローグ 境界線
第1章 自由の国
第2章 平等の国
第3章 カクメイ
第4章 理想の国
エピローグ 永遠の物語
少し大人になった君へ
◆「自由」と「平等」について考えるためのヒント
小説をより楽しみたい人のために
◆隠された秘密