*台湾編集室より
震撼すべき、想像を絶する台湾への陰謀
*著者について
*前書き
迫り来る台湾の大厄難――人類の危機と台湾の大厄難
*第一章 共産中国――理解されていない本当の中国
1 中国はすでに亡国状態にある
――中国共産党の暴政は、東洋的皇帝権の継承者なのか、
西洋の全体主義文化の現代への復活なのか
2 中国共産党の経済改革
――自由資本主義の勝利にあらず
3 中国共産党の経済発展の政治的効果
――民主化に向かうのか、全体主義を強化するのか
4 第一章結論
*第二章 二〇一二年、戦わずして台湾に勝つ
――中国共産党の対台湾謀略の最高政治戦略
1 中国共産党の台湾に対する政治戦略の確定
――理性的か非理性的か
2 胡錦濤の個人的心理要素が台湾に対する政治戦略の確定に及ぼした作用
――歴史の荒唐無稽さか人間性の荒唐無稽さか
3 中国共産党の台湾に対する策略の戦略および戦術設計
――非理性的な状況での精確な理性
4 第二章結論
*第三章 国民党を篭絡し、民進党は分裂させ、傀儡党を立ち上げよ
――中国共産党の政治統一戦線
1 国民党上層部に対する統一戦線計画
――恩讐を水に流すのか、裏切り者どもを呼び入れるのか
2 民進党に対する統一戦線計画
――陰険な心理による人間性の弱点に対する洞察
3 中国共産党を背景とした台湾社会民主党の公開結党計画
――民主の名を借りて民主を葬り去る準備
4 第三章結論
*第四章 「市場一体」を経て「政治統一」に――中国共産党の経済統一戦線
1 市場一体化と金融一体化
――経済的好機か、経済の絞首台の縄か
2 台湾商人、強権に人質を取られた一群
――利益と良識のはざまで
3 経済統一戦線の実施における謀略
――陽光の後ろの暗黒
4 第四章結論
*第五章 メディアを統制し、学者と政治和尚を飼い慣らす
――中国共産党の文化・社会統一戦線
1 メディアと出版の統制
――自由の表向きのもとで思想専制を実現する
2 知識界への浸透
――大学教授を文化下僕に手なづける
3 宗教と闇社会における統一戦線
――政治に汚染された信仰とマフィア化した政治
4 第五章結論
*第六章 現在の中国外交戦略の重点
1 外交戦略全体の調整
――台湾の首にかけられた鉄の手
2 対米外交
――政治と商人との間の利益交換
3 対日外交
――利益誘導と威嚇
4 第六章結論
*第七章 「軍事台湾攻略対応マニュアル」および統一後の台湾に対する処置
1 「軍事闘争の準備」
――微笑の後ろの鉄血の陰謀
2 統一後の台湾に対する政治法律的処置
――「まな板の上の鯉」
3 台湾社会民主党の執政
――中国共産党の国民党に対する最後の恥辱
4 第七章結論
*第八章 台湾政治の現状
1 馬英九政府の全面的投降
――愚かなのか、裏切り売国なのか
2 民進党の度量のなさ
――理想主義の凋落の悲劇
3 民衆の安逸を貪る心情
――「憂患にあるからこそ生命は全うされ、安楽にあるため死を迎える」
4 第八章結論
*第九章 台湾の絶望
1 魂なき邦は必ず没落する
――残るは永久の悲哀のみ
2 台湾政治戦略選択の第一策
――島国を超克する大英知の必要
3 台湾の戦略的選択の第二策
――決死戦の英雄的心情を必要とする
4 第九章結論
*第十章 台湾の希望
1 鄭南榕の精神
――燃え上がる台湾の魂
2 国家意志、台湾を主体とする文化価値、社会道徳の基盤および人民の自信を立て直す
――知識人と政治家の天から与えられた務め
3 中国共産党の暴政の強大と衰弱
――運命は最後に誰に微笑むか
4 第十章結論
*最終章 台湾よ、自由人たれ
*訳者後記
*解 説 石平
*登場人物紹介
*参考文献