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もうひとつの声で──心理学の理論とケアの倫理

著:キャロル・ギリガン
他訳:川本隆史
他訳:山辺恵理子

紙版

内容紹介

フェミニズムに画期をもたらし、〈ケアの倫理〉の原点とされる名著の増補版を完訳。女性の道徳発達を低く見積もってきた、主流派心理学の男性中心主義を剔抉、「目の前の苦しみを和らげ、誰ひとり取り残されてはならない」と命じる〈ケアの倫理〉の声を聴き取る。原題 “In a Different Voice: Psychological Theory and Women’s Development”

目次

本書を読んでくださる日本の皆さまへ
一九九三年、読者への書簡
感謝のことば


第一章 人間/男性のライフサイクルにおける女性の位置
第二章 関係性の複数のイメージ
第三章 自己と道徳性の概念
第四章 危機と移行
第五章 女性の権利と女性の判断
第六章 成熟の姿

文献一覧
[解題]『もうひとつの声で』を読みほぐす
訳者あとがき
調査参加者リスト
用語索引/固有名詞索引

ISBN:9784938662387
出版社:風行社
判型:4-6
ページ数:438ページ
定価:3000円(本体)
発行年月日:2022年10月
発売日:2022年10月17日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:VSP