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経済安保が社会を壊す

他著:島薗 進
他著:井原 聰
他著:海渡 雄一

紙版

内容紹介

経済政策の「安保化」――専門知による批判

政治・外交のみならず、経済、そして社会に侵出しつつある「経済安保」。その名のもと、何が起きているのか。市民的自由や平和的生存権に与えるインパクトを可視化する。

・2024年1月からの通常国会に提出された「セキュリティ・クリアランス」を導入する法案をふまえた緊急出版。

・経済安保に対する専門家からの批判をまとめた初の概説書。

目次

序章 なぜいま経済安保を問題にするのか(島薗 進)
1章 経済安全保障とは何か(井原 聰)
2章 秘密国家化と民間統制(海渡雄一)
3章 日本の経済安全保障政策と米国の対中国・軍事経済戦略(坂本雅子)
4章 経済安保・エネルギー安保・食料安保――「安保」の名のもと戦争体制へ(天笠啓祐)
おわりに(海渡雄一)

著者略歴

他著:島薗 進
宗教学者。東京大学名誉教授。大正大学客員教授。龍谷大学客員教授。上智大学グリーフケア研究所元所長。
他著:井原 聰
東北大学名誉教授。科学史・技術史。
他著:海渡 雄一
弁護士。日本弁護士連合会事務総長など歴任。現日弁連秘密保護法・共謀罪対策本部副本部長、秘密保護法対策弁護団共同代表。

ISBN:9784911256046
出版社:地平社
判型:A5
ページ数:192ページ
定価:1800円(本体)
発行年月日:2024年04月
発売日:2024年04月30日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KCL