過ぎにし歳月
前書き 08
１．根岸の里
一、お条 12
二、三井金之助 15
三、栄子 21
四、三井金右ヱ門 28
五、上野彰義隊 30
２．江戸日本橋
一、新太郎 38
二、小伝馬町 42
三、関東大震災 45
四、越中柿沢村 50
五、十恩小学校 56
六、Ｍ貿易 58
七、Ｓ書房 71
３． 調布千鳥町
一、中野堀之内 78
二、中野高根町 87
三、調布千鳥町 92
四、満州事変 96
五、孝子の死 102
六、太平洋戦争 106
七、疎開 109
八、終戦 115
４．帰京
一、上野桜木町 124
二、新しい家 129
三、東大病院 134
５．終章
一、三十三回忌 142
あとがき 151
別盃の歌
文芸
一 サクラチル 02
二 未楽園 15
三 朧な夜 29
四 秋空 45
五 ひとり旅 58
六 或る卒業式 僕の日記から 72
僕の日記から 拾いだした小文
一 冥土の旅の当り年（抜粋枠） 78
二 三秒の感謝 80
三 胡蝶の夢 83
四 時のかくれんぼ：昭和ひとけた 85
追悼文
一 約束 92
二 戦友別盃の歌 113
三 東京山の手大空襲 121
四 千葉大学文理学部26Ａ 129
五 医者の魂 139
六 女医となった大和撫子 151
七 お医者とカマキリのお話 161
八 平成の桜散る 173
九 大日本帝国 最後の海軍大将と
同海軍兵学校最後の一号生徒 182
望郷の「わが桜島」 192
一一 昭和文化大革命 疎開と敗戦 201
十二 上尾市医師会「昭和ひとけた
執行部」 209
―あとがき― 220
