◆はじめに
◆第1章 なぜ、あなたの会社は利益が出ないのか?
利益が出ていない建設会社があまりにも多すぎる
やるべきことをきちんとできない会社に利益など出るはずはない
結論、利益が出ないのは経営者のやり方が悪いから
あなたの会社だけが業界内で特別な訳ではない
利益を出せない会社に価値などない
同族経営でうまくいっている会社は見たことがない
◆第2章 建設業界の未来は一体どうなるのか?
建設業界は今後、時流の変化などにどこまで影響を受けるのか?
建設会社は、副事業や事業転換などを試みるべきか?
建設業をこの先も続けても大丈夫か?
建設業界で利益を上げることは本当に可能なのか?
◆第3章 不可欠である考え方の切替え
時代は変われども経営者の古い考え方は変わらない
異常とも言える売上高への固執はなぜ起こるのか?
数字の見方が分かっていない経営者が多すぎる
経営を行う基準を全く持っていない経営者たち
自分を変えようとしない経営者たちに未来はない
わずかにだが存在する「変わることができる経営者たち」
普遍的な手法のみで大幅な利益アップは十二分に可能
有無を言わせずに「粗利益経営」に完全シフトせよ
◆第4章 超即効性のある利益アップの対処法6選
対処法① 赤字物件は徹底して受注しない
対処法② 超低利益の大型物件は受注しない
対処法③ 受注時の端数切りは一切やめる
対処法④ 1〜3%の粘り
対処法⑤ 仕入れ交渉時には具体的な金額を提示する
対処法⑥ 少額工事の利益率は30%死守
どんなにやった方がいいと言われても決してやらない人の心理
利益改善において着手すべき最大のポイントはここだ!
◆第5章 たった一日でできる「利益改善の全手順」
手順1 全社年間目標粗利益額の設定(所要時間1時間)
手順2 前期の「完成物件の採算一覧表」の作成(所要時間2時間)
手順3 前期の「得意先別売上高・粗利益」の作成(所要時間1時間)
手順4 今期物件を「受注現場一覧表・受注予定表」に入力(所要時間3時間)
〈フォーマット①・受注現場一覧表の作成〉
〈フォーマット②・受注予定表の作成〉
手順5 今期における粗利益不足分の認識(所要時間30分)
手順6 社内基準粗利益率の決定(所要時間30分)
手順7 各種会議で4を見せ、5・6を毎月説明する(毎月所要時間各1時間)
◆第6章 押さえるべき細かなポイント
社員に数字を隠し続けることは良いことか?
会議は本当に必要か?
会議運営の本当のやり方
〈会議技術編① 〉ランダムノールックパスで緊張感を保て
〈会議技術編② 〉司会者は参加者に「具体的な内容」を質問する
〈会議技術編③ 〉司会者は会議全体を俯瞰的に捉える
狙うべきは公共工事か民間工事か
経費削減を行う順番を間違っている
人手不足の中での採用の在り方
社内における新たな人材の登用の仕方
銀行からのコンサルティング提案への対応と、今後における銀行との付き合い方
M&Aには気を付けろ
借入金が大きい企業の銀行への対処法
全てにおいて大事なのは「見通し」を立てること
税理士の選び方と付き合い方
経営コンサルタントなどの経営アドバイザーを見極めるポイント
最終的に経営者に求められるのは「人間性」ただ一点
利益を上げてからやりたいことをやれ
◆おわりに