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構造物と材料の疲労-疲労破壊メカニズムと疲労防止設計法-

原案:ヤープ・スカイブ
訳:新山 淳一

紙版

内容紹介

世界的な標準テキストの待望の邦訳。著者が強調するのは、疲労破壊を「き裂発生」と「き裂進展」の2段階の現象として扱うことである。疲労メカニズムの基本から、やや高度なテーマ(マイナー則の限界、パリス則の応用、レインフロー法の利点、き裂開閉口、き裂進展の相互作用効果、遅れ遅延、等々)までを丁寧に説明。疲労寿命推定、き裂進展予測、継手設計など、実務に役立つ記述も充実。学生や研究者、構造設計実務者に最適な書。

目次

1. 構造物と材料の疲労への序論
2. 材料の疲労現象
3. 切欠による応力集中
4. 残留応力
5. き裂の応力拡大係数
6. 疲労特性
7. 切欠を有する試験片の疲労強度
8. 疲労き裂進展 解析と予測
9. 荷重スペクトル
10. 変動振幅荷重による疲労
11. 変動振幅荷重による疲労き裂進展
12. 疲労とばらつき
13. 疲労試験
14. 表面処理
15. フレッティング腐食
16. 腐食疲労
17. 高温疲労と低温疲労
18. 接合部の疲労
19. 溶接継手の疲労
20. 構造物の疲労防止設計
21. 繊維-金属積層材の耐疲労特性

著者略歴

原案:ヤープ・スカイブ
デルフト工科大学名誉教授
訳:新山 淳一
1980年東京大学工学部航空学科卒業。
技術士(機械部門)。

ISBN:9784910612058
出版社:プレアデス出版
判型:A5
ページ数:706ページ
定価:7200円(本体)
発行年月日:2022年11月
発売日:2022年10月28日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:TBC