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スタンフォード・ソーシャルイノベーション・レビュー 日本版 01 完結

ソーシャルイノベーションの始め方

編:SSIRJapan

紙版

内容紹介

ようこそ。はじめまして。お待たせしました。スタンフォード・ソーシャルイノベーション・レビュー 日本版(SSIR-J)の創刊号をお届けします。スタンフォード・ソーシャルイノベーション・レビュー(SSIR)は2003 年にスタンフォード大学内で創刊された、社会変革の探求者と実践者のためのメディアです。日本版ではSSIRのなかから選りすぐりの記事の翻訳と日本社会の文脈に合わせたオリジナルコンテンツをお届けいたします。

創刊号のテーマは「主語を『わたし』に戻す」。社会の不正義や不平等、不合理や不便を解決するためのソーシャルイノベーションは、個人で実現することはとてつもなく困難です。でも、どんな取り組みも一人の「わたし」から始まります。「国」「自治体」「学校」「会社」「あの人たち」という主語から「わたし」という主語に戻すことから、新しい選択肢を見つけていきましょう。

目次

Editor’s note
主語を「わたし」に戻す。

Welcome
日本の読者の皆さんへ

Feature
オープン・ソーシャルイノベーションでCOVID-19対策を加速する
ヨハンナ・マイヤー、トマス・ギゲンフーバー

従業員アクティビストたちの組織の動かし方
フォレスト・ブリスコー、アビナーヴ・グプタ

「わたし」を犠牲にせず社会を変えよう
リンダ・ベル・グルジナ、ノラ・F・マーフィー・ジョンソン、アーロン・ペレイラ

OUR ACTION
「自分らしさを増幅する」社会起業家のエコシステム 日本的な知識創造体としてのETIC.
勝見明

OUR IDEAS
民主主義とベーシックサービス なぜ大学の無償化が社会を強くするのか
井手英策

OUR CHALLENGE
途上国での「実証実験」をシステムチェンジの突破口に
中村俊裕

SSIR CLASSICS
誰が市民社会の基盤を守るのか
ブルース・シーバーズ


FACTS & NUMBERS
遠い問題・近い問題 データで見る日本人の社会意識と行動
亀田知代子


VIEWPOINT
社会的インパクト測定をめぐる2つの実験
マックス・フレンチ

ステークホルダー資本主義を掛け声だけで終わらせるな
ハンス・タパリア


RESEARCH
ボイコットは取締役の離職率を3割高める

男性がジェンダーバイアスに沈黙してしまう理由

集団的能力を高める「アノニマス」の組織構造


BOOKS
なぜテクノロジーだけで教育は変えられないのか

これからのデジタル行政のやり方を探しにいこう

わたしを支えてくれる本 『重耳』
青木健太

わたしを変えてくれた本『「わかりあえない」を越える』
西渕あきこ

Thoughts for Tomorrow
意図することと委ねること

著者略歴

編:SSIRJapan
スタンフォード大学が2003年より発行を続けている「ソーシャルイノベーション(社会変革)」の専門誌『スタンフォード・ソーシャルイノベーション・レビュー』の日本版。

ISBN:9784910602011
出版社:SSIR Japan
判型:B5変
ページ数:136ページ
定価:2200円(本体)
発行年月日:2022年01月
発売日:2022年01月26日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JB