出版社を探す

一路平安

著:坂口力
編:日本先進医療臨床研究会

紙版

内容紹介

前回パンデミック(SARS)を未然に防いだ医師・元厚生労働大臣が、今後来る難局に、日本が覚悟を持って臨むための提言の書!
前作で「さらば米寿」で超高齢者年金を提案した著者が、覚悟の時代に思いを馳せて、想いを上下左右に振りながら著した一冊!

目次

まえがき
第一章 歴史を振り返り、未来を語る。
1. 五箇条の御誓文を乗り越えて。
2. ガダルカナル島の戦いと玉音放送。
3. 米英両国に対する宣戦詔書に書かれた日本の立場。
4. 再び超高齢者年金制度を訴える。
5. 2040ビジョン検討委員会 講演。

第二章 長寿と健康問題を語る。
1. 老化細胞とは何者か。
2. 自分と自分でないものの区別をどうしているか。
3. 医療、医学はどこまで延びるのか。
4. 本当にガンを治すのは誰なのか。
5. 三種の神器、現代版。

第三章 平安な旅路を願い、思いを語る。
1. 一路平安な旅路はあるか。
2. 人との距離は遠からず近からず。 
3. 幾つもの山を乗り越えていく。
4. 新しいページの一行を書くとき。

第四章 百寿に向けて、思いを語る。
1. ともに老いることは好ましいけれど。
2. 百寿へ元気に出発する日。
3. 百寿は終着駅と見定めて。
4. 米寿がさらば、卒寿が今日は。
あとがき

著者略歴

著:坂口力
三重県出身。医師・医学博士。初代厚生労働大臣。元衆議院議員。
東京女子医科大学顧問。日本先進医療臨床研究会相談役(元特別顧問)。
三重県立大学( 現国立大学法人三重大学) 大学院医学研究科修了後、
三重県の無医村・宮川村の僻地診療に従事。
その後三重県赤十字血液センターに勤務し副所長として献血事業の充実に尽力する。
国会議員となり三重県式の献血事業を全国に普及させた他、
厚生労働大臣時代にハンセン病患者の隔離政策の間違いを認め、
時の総理大臣・小泉純一郎氏に進言して日本国政府として初めて上告を断念させる。
BSE感染牛の問題で国民の安心のために全頭検査を実施。
新型コロナウィルスSARSの感染拡大を水際作戦で防止するなど多くの功績を残す。
100年安心の年金プランの立案でも有名。
著書に『タケノコ医者―差別なき医療をめざして』(光文社)、
『タケノコ大臣奮戦記―温かい心を持った厚生労働政策を求めて』(中央公論新
社)、『日々挑戦』(健療出版)、『さらば米寿』(健療出版)などがある。
編:日本先進医療臨床研究会
「ガン難民・難病難民の救済」を目指して、医師・歯科医師を中心に、
医療従事者、医療・健康関連企業、研究者、および、
志ある一般の方たちから構成される研究会です。

現在の標準的な治療法では完治が望めない様々な疾患に対して
最先端医学から伝統療法まで様々な治療法とその組み合わせを、
医師と患者の同意のもとで実際の治療で効果を試し、
症例報告の集積によって治癒・改善・再発防止の効果を検証しています。

また、ガン・心臓病・脳卒中・自己免疫疾患・神経変性疾患など
様々な病気の状態を測るマーカー検査の検証も行っています。

日本先進医療臨床研究会(jscsf.org)

ISBN:9784910538044
出版社:健療出版
判型:4-6
ページ数:220ページ
定価:1600円(本体)
発行年月日:2023年07月
発売日:2023年07月18日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:VFD
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:MBN