協同の系譜
農の未来を拓いたリーダーたち
編:日本農業新聞
紙版
![協同の系譜 の商品画像](/img/books_icon/9784910318110.jpg)
内容紹介
農業や農村の基礎をきずいた偉人をとりあげた、日本農業新聞の紙面企画「協同の系譜」が一冊に。
戦前から戦後と激動の時代を駆けぬけた5名の協同組合に力を注いだ人物像に迫る。
5名の偉人それは、賀川豊彦、宮脇朝男、黒澤酉蔵、千石興太郎、若月俊一。
賀川豊彦は「共済の父」と呼ばれ、協同組合における共済事業を作りあげた。宮脇朝男は「農協界中興の祖」であり、全国農協中央会をけん引して、米価運動をはじめとした農政にも手腕を発揮した。黒澤酉蔵は、北海道酪農の発展に多大な貢献をしてきたことから「北海道酪農の偉人」となった。千石興太郎は「産業組合の独裁王」と呼ばれ、農協組織運動の中核となった。若月俊一は「農村医学の父」と呼ばれ、農村部の医療発展を支え続けた。
作家の佐藤優氏から「国家の強権と資本主義の強欲に対抗するのが協同組合だ。弱肉強食の新自由主義を克服する鍵が『協同の系譜』にある」と力強い期待のメッセージを本書に寄せられた。
協同組合の成り立ちから現在に至るまで、系譜をなぞることで、現代社会のあり様がいま問われている。
目次
はじめに
第一章 賀川豊彦
第二章 宮脇朝男
第三章 黒澤酉蔵
第四章 千石興太郎
第五章 若月俊一
ISBN:9784910318110
。出版社:日本農業新聞
。判型:4-6
。ページ数:306ページ
。定価:2000円(本体)
。発行年月日:2024年06月06日
。発売日:2024年06月06日。