はじめに
序章 「女性のための政治スクール」と日本の政治
第1章 国政に身を投じたスクール生たち
町の福祉を変えようと政治家に
意欲のある女性たちを支援する女性
追い風の民主党から国政に転身する
差別された側から声を挙げる
女性政治家のスター、小池百合子氏に挑む
1年半、4000カ所で辻立ち
財政・金融の大切さ
政治スクールで学んだ女性の国会議員たち
JAXA在籍のまま参院選に挑戦
国会議員に必要なこと
第2章 平和を求める女性たち
独裁者が始めた戦争で命を落とすのは市民
ガンの手術を転機に政治の世界に
北海道とユダヤ人を救った篠田さんの祖父
岸田氏に核兵器禁止条約の批准を言い続けて
目指すは広島県内の女性議員100人
米下院議員バーバラ・リーさんのこと
国民の恐怖心を煽り、利用してはならない
第3章 地方で声を挙げた女性たちキーパーソンと後に続く者たち
日本新党の旗揚げに胸を震わせ
スクールに皆勤、衆院選に立候補
行政への不満を解消するために市議に
2人目を産んだばかりで立候補
男性につぶされないように秘密裏に準備
女が女の力を信じることで
第4章 自分らしく生きる!と政治の世界に
残りの人生を人のために使いたい
子育て終えたら、パートで議員
自然保護と精神障害への理解促進するために
「勝手にやらせてもらいます」と選挙に
市役所で定年を迎え、市議に転進
第5章 男女が対等に生きられる社会をめざして
島根県職員になって受けたショック
女性を自立させない仕組みを変える
子育てしながら働ける環境を作るために
とにかく早く選択制夫婦別姓を
差別への怒りがふつふつと湧いて
男女共同参画社会を根付かせるために
しゃべりにしゃべって当選、DV対策に傾注
第6章、ジェンダーバッシングに負けずに
ジェンダーバッシングが広がった2000年代
政治家の非科学的な曲解に憤って
「出産議員ネットワーク」を結成
「物言う女性はたたかれる。でも、社会を変えたい」
パートナーシップ証明書第1号で参院選出馬
第7章 人生の「小休止」から政治家に転進
30代の大学生、卒業後の進路で市議を選ぶ
無料の英語教室から始めて
米軍基地のある町で出馬
私も辞めなければ、あそこにいたのに…
第8章 ふつうの女性が議員になれる時代へ
「みんなの会in日高」を立ち上げて
頭の堅い行政を変えるために
移住した安曇野で市議に転身
音楽教師から三郷村村議に
子育て中の女性も選挙に出られるように
「ジャンヌ・ダルクの会」と『立て。女たちよ。』
自主上映の仲間と手作り選挙で当選
ふつうの女性が政治家になる姿を見て
一生住むと決めた町を暮らしやすくしたい
疑問を持ち、声をあげる勇気を持つ
第9章 私が見た激動の平成政治史
細川さんが月刊誌で新党結党宣言
「円さん、一緒に変えましょう」
クオータ制と日本新党の党則
「女性のための政治スクール」を開校
自民党議員の造反で宮沢内閣不信任案が可決
自民党が下野、細川非自民連立政権が発足
「ヤマザキジュンコって誰ですか」
女性の再就職時の年齢制限問題をめぐって
銀行への公的資金注入を具申した中山素平さん
日本新党は解党、「スクール」は継続
新進党の“終わりの始まり”だった1996年衆院選
新進党は男の政党?!
選択制夫婦別姓法案をめぐって
新しい民主党の結成と細川さんの議員辞職
「凄腕ですね、どんな手を使ったんですか」
盗聴法の強行採決で国会初のフィリバスター
国会初のフィリバスターと男性議員のヤジ
女性初の国対委員長代理に
脳梗塞で退陣した小渕首相と失言だらけの森首相
挫折した「加藤の乱」の失敗と小泉政権の誕生
9.11とテロ特措法の顛末
104歳で亡くなった加藤シヅエさんのこと
都知事選で石原氏に挑んだ「平和ボケ婆さん」
志のある人が立候補でき当選できる選挙制度に
「小沢に殺されるぞ!」と言った羽田孜さん
「トロイカ体制」で勢いを取り戻した民主党
衆議院候補者選びをめぐる党内の駆け引き
政治改革法成立から15年で実現した政権交代
議員立法でシベリア特措法案をつくったが・・・
官邸前のハンストを決意した梅雨の日
2011年3月11日と「森の長城プロジェクト」
党首会談で突然、解散を宣言した野田首相
悔みきれない歴史の「if」
「女の年寄りはいらない」のか
政権交代のある政治は平成と共に去ったのか
強姦罪の審議をめぐる忘れられない光景
女性の視点が少ないために
第十章 女性が政治に踏み出すための十のノウハウ
第1・「おかしい!どうして?」を強く打ち出す
第2・仲間をつくろう
第3・家族の説得、協力
第4・チャンスをつかむ
第5・地域事情を研究せよ
第6・自分の魅力、強みを知る
第7・自分なりの地盤をつくる
第8・工夫して人と会う
第9・セクハラ、パワハラ対策
第10・選挙資金はどうする?