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団地のふたり

著:藤野 千夜

紙版

内容紹介

話題書『じい散歩』の著者・藤野千夜の最新作。
五十歳を迎え、生家である団地に戻った幼馴染の二人、なっちゃん(桜井奈津子)とノエチ(太田野枝)。売れないイラストレーターのなっちゃんは今やフリマアプリでの売り上げが生計のメインで、ノエチは非常勤講師の仕事のストレスを日々友に吐き出す。保育園からの付き合いの二人がゆるく、のんびり毎日を過ごす。
友情をユーモアと温かさたっぷりに描いた傑作。

目次

目次

第一話 山分けにする
第二話 お兄ちゃんって最後に呼んだのはいつ?
第三話 捨てられないふたり
第四話 空ちゃんはいつだっていいよって言ってくれた。
第五話 出られない、いや、出たくない 

著者略歴

著:藤野 千夜
1962年福岡県生まれ。千葉大学教育学部卒。95年「午後の時間割」で第14回海燕新人文学賞、98年『おしゃべり怪談』で第20回野間文芸新人賞、2000年『夏の約束』で第122回芥川賞を受賞。その他の著書に『ルート225』『中等部超能力戦争』『D菩薩峠漫研夏合宿』『編集ども集まれ!』などがある。家族をテーマにした直近刊『じい散歩』は各所で話題になった。

ISBN:9784910207322
出版社:U-NEXT
判型:4-6
ページ数:192ページ
定価:1600円(本体)
発行年月日:2022年03月
発売日:2022年03月31日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ