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スクールソーシャルワークの実践と理論

養育困難家庭の不登校児の学習権保障をめぐって

著:山田恵子

紙版

内容紹介

筆者は日々実践家として活動する中で、いかに「子どもの権利」を具体化するかを模索してきた。支援の現場では新たな実践を生み出しており、実践には既存の論理ではおさまらない、豊かなものがあるのではないかと考えている。本書はいくつかの実践を手掛かりに、実践を広く捉えることを心掛けつつ、実践を煮詰め、実践の豊かさから理論を形成しようとするものである。
〈目次〉序章:長期不登校児への学習権保障とスクールソーシャルワークのあり方を求めて/第1章:「家庭訪問論」子どもや親と出会い、関係をつむぐ――「家庭訪問」から「家庭滞在」へ/第2章「遊び・生活文化論」子どもの主体性を引き出す――「遊び」の可能性/第3章:「ケアリング論Ⅰ」子どもを学校につなぐⅠ――スクールソーシャルワークと教師の「ケアリング」/第4章:「ケアリング論Ⅱ」子どもを学校につなぐⅡ――ケアリングを土台とする校内体制づくり―同和教育実践を手掛かりに/第5章:「ネットワーク論」子どもの育ちをささえる地域につなぐ/第6章:「教育史の中に探る」スクールソーシャルワークの歴史的水脈と今後/終章:スクールソーシャルワークの発展に向けて

著者略歴

著:山田恵子
立教大学コミュニティ福祉学部助教、千葉大学教育学部附属学校園スクールソーシャルワーカー、東京都江東区教育委員会スクールソーシャルワーカースーパーバイザー

ISBN:9784909942197
出版社:明誠書林
判型:A5
ページ数:240ページ
定価:3000円(本体)
発行年月日:2022年02月
発売日:2022年03月07日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JNT
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:JNU
国際分類コード【Thema(シーマ)】 3:JNW