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宣政 元気ですか ー 人質司法966日を耐え抜いた母と息子の往復書簡

編著:横尾 友佳
著:横尾 宣政
著:横尾 鈴子

紙版

内容紹介

あなたならどうする?ある日、突然逮捕されたら…
人質司法と呼ばれる日本の独特のシステム。
「オリンパス粉飾決算事件」の深層部を知っていますか!

東京地検特捜部により逮捕された、元野村證券社員とその母親の往復書簡集。
横尾宣政氏は966日にも及ぶ拘束の日々を送り、無実を訴え続けた。
本書は拘置所から交わされた、母親との心のやりとりである。
その行間からあふれる真実を読み取って欲しい。
ビジネスマンであれば誰しもが、同じ立場に置かれる可能性があることに驚くだろう!

無実の訴えも空しく有罪が確定し、元野村證券社員・横尾宣政は収監された。
これは果たして犯罪だったのだろうか?

目次

【横尾友佳】
まえがき

【横尾鈴子・宣政】
2012年 宣政元気ですか
2013年 新月に祈りを込めて
2014年 一日も早く喜び合える日を

【横尾宣政】
最終陳述書

【稲留 英正】
解説-オリンパス事件と日本の刑事司法の問題点
年表-横尾宣政さんの裁判の経緯

【ミラー和空】
英文要旨

【横尾友佳】
あとがき

著者略歴

編著:横尾 友佳
宣政の長女。1983年東京都出身早稲田大学卒業。2019年、父と共に日本外国特派員協会(FCCJ)にて登壇。一児の母。
著:横尾 宣政
1954年、兵庫県出身。京都大学卒業後、野村證券に入社。オリンパス巨額粉飾事件で粉飾の「指南役」とされ金融商品取引法違反等の容疑で 2012 年に逮捕される。966日(約2年8ヶ月)の未決勾留の後、最高裁まで争うも全て有罪判決を受け、本書刊行時は横須賀刑務支所にて服役中。
著:横尾 鈴子
宣政の母。1922 年、兵庫県出身。神戸女学院卒業。夫の他界後は上京して次男 宣政家族と同居。宣政の未決勾留中、手紙を書き続けた。

ISBN:9784909542281
出版社:五月書房新社
判型:4-6
ページ数:280ページ
価格:1900円(本体)
発行年月日:2020年05月
発売日:2020年05月20日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KN