日本語版に寄せて
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第1章 学習チャンネルを識別する
1 私たちはどのようにして環境と関わり合っているか
2 感覚学習チャンネルは自閉症の人にどのような影響を与えるか
主な学習チャンネル 視覚
主な学習チャンネル 聴覚
副次的な学習チャンネル 触覚
副次的な学習チャンネル 運動感覚
生徒の学習チャンネルの例
第2章 興奮性の自己刺激への対処方法
自己刺激行動とは何か
自己刺激は色々な方法で現れる
強化された感覚刺激、すなわち興奮性の自己刺激
興奮性の自己刺激行動と、鎮静的な自己刺激行動とは簡単に区別できる
興奮性の自己刺激行動がRPM レッスンに与える影響の例
どうすれば指導者が興奮性の自己刺激行動と競い合えるか
第3章 興奮性の自己刺激行動と競い合うレッスン計画
レッスン計画 例1 発語による興奮性自己刺激行動―同じことを繰り返し聞いてくる場合
レッスン計画 例2 発語による興奮性自己刺激行動―映画のセリフを繰り返す場合
レッスン計画 例3 触覚による興奮性自己刺激行動―手を口に入れる場合
レッスン計画 例4 運動感覚による興奮性自己刺激行動―ヒモをくるくる回す場合
レッスン計画 例5 視覚による興奮性自己刺激行動―タブレットの映画に夢中になっている場合
レッスン計画 例6 声による興奮性自己刺激行動―笑い続ける場合
レッスン計画 例7 触覚と運動感覚の興奮性自己刺激行動―年齢の低い生徒があちこち移動しながらその場にあるものを触る場合
レッスン計画 例8 声と触覚による興奮性自己刺激行動―ものをしゃぶりながら声を出す場合
レッスン計画 例9 運動感覚と触覚の興奮性自己刺激行動―年齢の高い生徒が歩き回りながらその場にあるものを触る場合
第4章 生徒の年齢、知識およびスキルに合わせてレッスンを調整する
規則1 全てのRPM レッスンは教育内容であること
規則2 年齢にあった話し方をすること
規則3 年齢にあった教育目標であること
規則4 四つの主要な目標に沿ってレッスンを計画すること【認知・スキル・忍耐力・コミュニケーション】
規則5 学びには、同化と調節が伴うこと
第5章 問題行動
1 自己刺激行動と問題行動の違い
2 衝動が原因の問題行動
3 「感覚が正直」であるために起こる「闘争、逃走反応」が原因の問題行動
4 こだわりが原因の問題行動
5 選択的な運動スキルをもつ生徒の「問題行動」が繰り返されるケース
6 不安感やイライラなどの感情や身体のどこかが痛いことが原因の問題行動
7 運動の回路が働かなければ「言われたことに従う」ことはできない
第6章 問題行動が起きたときのレッスンの進め方について
1 怒りが原因の問題行動
2 こだわりが原因の問題行動
3 不安感が原因の問題行動
4 指導者をからかう、または試す気持ちが原因の問題行動
5 衝動が原因の問題行動
RPM に関する質問と答え
Q 1 子供がいくつになったらRPM を始められますか?
Q 2 やってみたけれど子供は選択肢がうまく選べません。彼はRPM に向いていないのでしょうか?
Q 3 子供は15 歳です。何から教えたら良いでしょうか。
Q 4 いつ文字盤を使えるようになりますか? 本当はタブレットにタイプしてもらいたいのですが。
Q 5 スキルの目標は、どのように決めて進めれば良いですか?