エコーする〈知〉CPCリブレ 8
江ノ電沿線の近現代史
著:大矢 悠三子
紙版
内容紹介
鎌倉や江の島という絶好の観光ポイントをもつ江ノ電。海水浴場の専門家が沿線に見えるいくつもの顔を、それぞれ色濃く投影して描く。藤沢、江の島、古都鎌倉と風光明媚な観光地を走る10キロ、15の駅。イラスト・図・写真・絵葉書でわかりやすく解説した、本邦初の鉄道史・地域史・リゾート史。関連年表、参考文献付。
目次
〈第1章〉江ノ電の開業―湘南トライアングルの形成 〈第2章〉湘南の大都市・藤沢 〈第3章〉憧憬の鵠沼―開発分譲型別荘地の嚆矢
〈第4章〉大東京の風景地と湘南海岸 〈第5章〉湘南のランドマーク―不思議アイランド・江の島 〈第6章〉海岸線―「江ノ電のある風景」の変貌 〈第7章〉鄙の地、聖地となる 〈第8章〉鎌倉を愛した文士たち 〈第9章>由比ヶ浜に海浜院ありき 〈第10章〉古都・鎌倉に遊ぶ、暮らす あとがき 関連年表、参考文献付。