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文化心理学

改訂版

理論・各論・方法論

編:木戸 彩恵
編:サトウタツヤ

紙版

内容紹介

人に寄り添う文化と人の関係性を描く。文化を記号として捉え,文化との関わりの中で創出される人の心理を探究する文化心理学。その理論や歴史を丁寧に解説し,ポップサイコロジー,パーソナリティ,学校・教育,自己,法,移行に関する12のトピックについて,文化心理学の見方・考え方を各論として紹介。方法論もカバーした決定版。近年の研究・社会動向を踏まえ改訂。

目次

第1部 理論
第1章 文化心理学の基本的射程
第2章 文化心理学の歴史
第3章 記号という考え方記号と文化心理学 その1
第4章 時間と記号――記号と文化心理学 その2
第5章 記号の取り違えとそのやっかいさ――文化のズレを包摂するための記号の価値―行為媒介説:記号と文化心理学 その3
第6章 イマジネーション
第2部 各論
第1章 文化心理学×ポップサイコロジー
 ①化粧から見る文化/文化から見る化粧
 ②恋愛から見る文化/文化から見る恋愛
第2章 文化心理学×パーソナリティ
 ①名前から見る文化/文化から見る名前
 ②血液型から見る文化/文化から見る血液型
第3章 文化心理学×学校・教育
 ①ゼミから見る文化/文化から見るゼミ
 ②不登校から見る文化/文化から見る不登校
第4章 文化心理学×自己
 ①ジェンダーから見る文化/文化から見るジェンダー
 ②キャリアから見る文化/文化から見るキャリア
第5章 文化心理学×法
 ①裁きから見る文化/文化から見る裁き
 ②えん罪から見る文化/文化から見るえん罪
第6章 文化心理学×移行
 ①お小遣いから見る文化/文化から見るお小遣い
 ②震災から見る文化/文化から見る震災
第3部 方法論
第1章 記述法とまとめ方
 ①マイクロ・エスノグラフィ―私たちが生きる世界を訪ね直す方法
 ②ナラティブ・アプローチ
 ③アンケート
 ④複線径路等至性アプローチ(TEA)
 ③KJ法
 ⑥テキストマイニング
第2章 研究倫理

著者略歴

編:木戸 彩恵
関西大学文学部教授
編:サトウタツヤ
立命館大学総合心理学部教授

ISBN:9784908736315
出版社:ちとせプレス
判型:A5
ページ数:344ページ
定価:2800円(本体)
発行年月日:2023年04月
発売日:2023年03月31日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JB