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幸運と不運の心理学

運はどのように捉えられているのか?

著:村上 幸史

紙版

内容紹介

運を心理学から解き明かす
運とはいったい何なのか。運の強さやツキはどのように語られ,認識されているのか。運を「譲渡する」現象はどのように捉えられているのか。日常生活の中から,さまざまな記事やノンフィクションにおける運の描かれ方を分析し,その実態に迫る。

目次

第1章 運を研究する
第2章 運と偶然性
第3章 フィクションにおける運の描かれ方
第4章 「運の強さ」とは
第5章 運を「譲渡する」
第6章 運用語の基礎知識

著者略歴

著:村上 幸史
2004年,大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程修了。博士(人間科学)。現在,関西国際大学現代社会学部准教授。
主要著作に,「『運の強さ』とその認知的背景」(『社会心理学研究』18, 11-24, 2002年),「『運を消費する』という物語」(『質的心理学研究』5, 146-164, 2006年),「『幸運』な事象は連続して起こるのか?―『運資源ビリーフ』の観点から」(『社会心理学研究』25, 30-41, 2009年),「『幸運の相対性仮説』とその検証」(『社会心理学研究』28, 147-157, 2013年),「『運資源ビリーフ』に地域差や世代差は見られるか?」(『心理学研究』87, 89-94, 2016年)など。

ISBN:9784908736209
出版社:ちとせプレス
判型:4-6
ページ数:224ページ
価格:1900円(本体)
発行年月日:2020年12月
発売日:2020年12月15日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:VSP