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行動主義の心理学

著:J・B・ワトソン
訳:安田 一郎

紙版

内容紹介

行動主義は、なぜ心理学を席巻したのか? ワトソンが提起した問題とは? 1910年代に行動主義を提唱して心理学に旋風を巻き起こし、37歳の若さでアメリカ心理学会の会長に選出されたワトソンの代表作。情動、発達、言語、記憶、思考やパーソナリティーなど、人間心理の諸側面を、行動の科学的な分析から探究する道筋を示し、その後の心理学に多大な影響を与えた「行動主義宣言」とはいかなるものなのか。いま読んでおきたい心理学の古典的名著、待望の復刊! 新しい組版で読みやすく。

目次

第1章 行動主義とは何か
第2章 人間の行動を研究する方法
第3章 人間のからだ(その1)
第4章 人間のからだ(その2)
第5章 人間に本能があるか(その1)
第6章 人間に本能があるか(その2)
第7章 情動(その1)
第8章 情動(その2)
第9章 手を使う習慣
第10章 しゃべることと考えること
第11章 われわれはつねにことばで思考するか
第12章 パーソナリティー

著者略歴

訳:安田 一郎
1926年生まれ。元横浜市立大学教授。医学博士。主要著作に,『感情の心理学― 脳と情動』(青土社,1993年),『フロム』(新装版,清水書院,2016年)。他に翻訳書多数。

ISBN:9784908736025
出版社:ちとせプレス
判型:4-6
ページ数:400ページ
価格:2800円(本体)
発行年月日:2017年05月
発売日:2017年05月18日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:VSP