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人間社文庫

日本の古層 4

諏訪信仰の発生と展開

日本原初考

編:古部族研究会

紙版

内容紹介

長い間絶版となったまま入手が困難であった「日本原初考」3部作を人間社文庫日本の古層シリーズとして復刊しました。

【本書の内容】
諏訪信仰の性格とその変遷・金井典美/薩摩の諏訪信仰・北村皆雄/飜刻『諏訪祭禮之次第記』・校訂 柴辻俊六・付記 金井典美/穴巣始と外来魂・田中基/山中謝肉祭へ・田中基/洩矢祭政体の原始農耕儀礼要素・田中基/諏訪神社下社祭政体の研究・宮坂光昭/ちかとさま・今井野菊/千鹿頭神へのアプローチ・野本三吉/日光地方の千鹿頭神・安久井竹次郎/祖父真幸の日記に見る神長家の神事祭祀・守矢早苗

《文庫版特別収録》
御左口神祭政の森(下):聞き手・古部族研究会、語り手・今井野菊
守屋山頂にて思う・守矢早苗

著者略歴

編:古部族研究会
古部族研究会 編

著者
安久井竹次郎
今井野菊
金井典美
北村皆雄
田中 基
野本三吉
宮坂光昭
守矢早苗

著者略歴
古部族研究会は、当時「季刊どるめん」編集長だった田中基、人類学・民俗学の映像作家として活動していた北村皆雄、寿町で生活相談員を務めていた野本三吉の3人が結成した諏訪信仰の研究グループ。1974年に諏訪の研究者・今井野菊を訪ねて1週間泊まり込みで教えを乞うた伝説の合宿で本格的に始動し、「日本原初考」三部作を発表した。
第3巻となる『諏訪信仰の発生と展開』では、古部族研究会の3人のほか、諏訪信仰の研究者・金井典美と今井野菊、考古学者・宮坂光昭、栃木県の研究者安久井竹次郎、そして守矢家第78代当主・守矢早苗を執筆陣に加えている。

ISBN:9784908627170
出版社:人間社(名古屋)
判型:文庫
ページ数:496ページ
定価:900円(本体)
発行年月日:2017年12月
発売日:2017年12月20日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JBCC