写真アルバム 高松・東讃の昭和
著:千葉 幸伸
紙版
内容紹介
高松・東讃地域を象徴する景観の屋島と五剣山、かつてその周囲の海浜に広がっていた塩田も、今では写真にその姿をとどめるのみ。高松市の中央通りは戦後、空襲の焼け跡に幅の広い道を作り、クスノキの苗木を植えたことに始まる。
本書は、そんな高松・東讃地域の昭和時代の身近な暮らしを記録した600点以上の写真を、10章のテーマに分けて収録。それぞれの写真には丁寧な解説を付して、ページをめくるたびに戦前、戦後と移り変わってきた地域の姿をたどることができる写真アルバムとなるよう努めた。また各章には「庵治石」「築港桟橋」「内場ダム」「子ども神相撲」など、当地ならではの特色ある項目や、かつて行われていた遠洋漁業の貴重な記録をフォトコラムとして収録している。
目次
1 昭和初期の人びと
2 昭和はじめのふるさと逍遙
フォトコラム 天下の銘石「庵治石」のこと
3 戦前、戦中の学校
4 戦時体制下の人びと
5 身近なできごと点描
フォトコラム フォークダンスはいかが?
6 懐かしい暮らしの光景
フォトコラム 思い出の行楽地・遊園地
7 あの頃の街並みや風景
フォトコラム 内場ダムの完成
8 戦後の学校
フォトコラム 昭和へタイムスリップ!
子どもたちの声が聞こえる
9 交通手段の移り変わり
フォトコラム 築港桟橋と連絡船
フォトコラム 高松 ・東讃の漁業
10 ふるさとの祭りや習俗・儀礼
フォトコラム 田井の子ども神相撲