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資本主義に未来はあるか

歴史社会学からのアプローチ

他著:イマニュエル ウォーラーステイン
他著:ランドル コリンズ
他著:マイケル マン

紙版

内容紹介

世界的な規模で格差と不平等が拡大し、社会の上層と下層の対立が深刻化している現代。資本主義の最終的危機か、地球規模の環境危機か。いま、無秩序と混乱が世界を支配する波乱に満ちた時代の幕が開けた。資本主義崩壊論をより深く理解する重要な書!

目次

序章 次の大きな転換
第1章 構造的危機──なぜ資本家はもはや資本主義に報酬を見出せないのか イマニュエル・ウォ―ラーステイン
第2章 中産階級の仕事の消滅 ランドル・コリンズ
第3章 終わりは近いかもしれないが、誰にとっての終わりなのか マイケル・マン
第4章 共産主義とは何であったか ゲオルギ・デルルギアン
第5章 いま資本主義を脅かしているものは何か クレイグ・カルフーン
終章 目を覚ませ
訳者あとがき 資本主義に未来はあるのか──歴史社会学からのアプローチ 若森章孝

著者略歴

他著:イマニュエル ウォーラーステイン
1930年ニューヨーク生まれ。世界システム論の提唱によって社会科学一般に大きな影響を与えた社会学者。著者に『近代世界システム』全四巻(名古屋大学出版会)などがある。
他著:ランドル コリンズ
1941年テネシー州生れ。現代の代表的なマクロ歴史社会学および紛争理論の研究者。著書に、『脱常識の社会学』(岩波書店)などがある。
他著:マイケル マン
1942年マンチェスター生まれ。英語圏で最も影響力のある歴史社会学者の一人。著書に、『』ソーシャル・パワー――社会的な〈力〉の世界史』(NTT出版)などがある。

ISBN:9784908407222
出版社:唯学書房
判型:4-6
ページ数:360ページ
定価:3200円(本体)
発行年月日:2019年07月
発売日:2019年07月05日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KCZ