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詩想社新書

施設に入らず「自宅」を終の住処にする方法

最期まで暮らせる安心老後住宅のつくり方

著:田中 聡

紙版

内容紹介

多くの人は、年をとっても施設などに入らず、自宅で過ごしたいと考えている。
しかし実際は、ほとんどの人が晩年を施設や病院で過ごし、そこで最期を迎えることになる。
まわりの家族に迷惑をかけたくない、病院でないと自分の病状に対応できないといった思いや、
介護している家族の意向もあって、多くの高齢者は住み慣れた「家」を離れることになる。

しかし、穏やかな老後生活と、その人らしい尊厳ある「最期」は、
自宅でしか実現できないと、
建築士であり介護施設長も務めた著者は説く。

周囲の家族たちの負担を軽減し、いかに自宅を終の住処にしていくか。
マンションや自宅の改修、新築など、最後まで暮らせる老後住宅のつくり方も具体的に指南する。

目次

はじめに・建築士で介護施設長だった私が考える理想の「最期の居場所」
第1章 最期の場所は「自宅」こそふさわしい理由
第2章 「介護施設に入るべきか?」、迷ったときに知っておくべきこと
第3章 それでも知りたい、よい介護施設・老人ホームの見分け方
第4章 最期まで暮らせる安心老後住宅のつくり方

著者略歴

著:田中 聡
一級建築士、元・介護施設施設長。大手ハウスメーカー、設計事務所で家づくり一筋30年。理想の終の住処を実現すべく、サービス付き高齢者向け住宅を企画設計し、自身で施設長も務める。建築士でありながら、介護施設長を務めた経験から、人がその人らしい最期を迎えることのできる場所は、施設や病院などではなく、「自宅」しかないと考え、要介護になっても暮らせる安心住宅、尊厳ある最期を迎えられる「家」を企画提案している。

ISBN:9784908170263
出版社:詩想社
判型:新書
ページ数:192ページ
定価:1000円(本体)
発行年月日:2021年08月
発売日:2021年08月04日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JKS