「自己チュー」で怒られる人「気にしい」で疲れちゃう人
人間はたった2つ!通称「前者・後者」論
著:向江 好美
内容紹介
【どうにも話が通じないヤツがいる――その秘密が、やっと解ける。】
なぜか踏み込んだ大事な話になると
「話が通じない」
「根本的な何かがかみ合わない」
この感覚。
こちらも変なことを言っているとは思えないし、
相手も耳を傾けてくれている。
それなのに・・・・・・何かが通じない。
「私がおかしいのか!!!!!!?」
見えない壁や空気でもあるような、そんなもどかしさ。
でもその違和感を言葉にできない……。
そんなことはありませんか?
【人間はたった2つのパターンに分かれる。通称「前者・後者」論】
「なんであの人はああなのだろう」
「どうして自分はこうなのだろう」
いろんな人がいて人それぞれ。本当にそれだけでしょうか。
もし「脳や意識」の仕組みにも、
体の男女のような生まれつきの大きな仕組みの違いが
あるとしたらどうでしょうか。しかも、たったの2種類!!!!
人類がそもそもその2つに割れる、と言ったら、
大抵の人は「え?」と思うのではありませんか。
これは「大多数」対「特別な少数派」の話ではありません。
人類がかならず、どちらか二つに分かれる。
という話です。
それが通称「前者」と「後者」です。
「前者」の特徴
そつがない/
計算している/
陰(裏)で動く/
察しがよく空気読む/
嫌味を言う/
予定調和的/
段取り好き/
回す側だが振り回される/
悪意がある
「後者」の特徴
抜けが多い/
先を読まない/
思ったことをそのまま言う(やる)/
空気読まない/
嫌味が通じない/
信じられないことしてネタになる/
それでいて無自覚/
指摘するとむきになる/
自分理論がすごい/
集中型/
ミラクルを起こす/
悪意がない
【「人間の2タイプ――前者後者論」を体系立てて解説!】
その「仕組み」の違いは
「なぜ今まで誰も気づかなかった?」というほどシンプルで具体的。
「そういう人っているよね」
「なんであの人は(私は)……」と全世界が悩んできた
多くの「人それぞれ」は、
実は同じ根本原理として説明できるのです。
この二者では
【ものごとの認識の仕方】
【意識のあり方】
【ものごとを処理する仕組み(情報システム)】が全く違います。
あなたはどちらに当てはまるでしょうか。
「個人差」では決して説明できないふたつのパターン。
その「わかり合えなさ」の秘密を、スッキリとすべて解説します。
目次
はじめに
Ⅰ 人間の成り立ちは2種類に分かれている
1章 その謎の理由
通称【前者・後者論】
2章 「世界がどう見えているか?」の違い
「私」と「世界」の関わり方が違う
あなたも私も「ワンノブゼム」~状況の中の駒の1つ
絶対の「わたし」~言うまでもない世界の中心
どちらも特別な少数派などではない
3章 人間関係の「なんでこうなるのだろう」
「他人視点」という発想が本当にない
全ての言動には意図がある、と思っている人たち
4章 「自分」の前提が実は違う
「ずっといる」人と、「ずっとはいない」人
ここではないどこか、がホームの後者
常に「いる」前者
「自分」が違う
Ⅱ ものを考える仕組みの違い
5章 「システムの設計」が根本的に違う
分散型システムとメインシステム集中方式
「一般化」ベースか「個別具体」ベースか
「抽出並べ替え」ベースか「アート活動」ベースか
前者は本当に「ふつう」がわかる
6章 多数派と少数派はどちらか
アジアは後者文化、欧米は前者文化
カウンター的な価値観と教育
発達障害や他のタイプ論との関係
Ⅲ 他者との関わり方が違う
7章 【人間観の違い】が生む誤解
人と人は常に「つながっている」か?
「陸」の前者、「島」の後者
陸の愛情、島の愛情
8章 【社会感覚の違い】―「ふつう」って何?
社会が先にありきか、個人の集合が社会か
「ふつう~でしょ」の正体
宗教観の違い
9章 それぞれの課題
「ふつう」のベールを剥がせるか
「わたし」のドームの外に出られるか
あとがき
参考記事一覧
ISBN:9784908033643
。出版社:Clover出版
。判型:4-6
。ページ数:272ページ
。定価:1600円(本体)
。発行年月日:2020年03月
。発売日:2020年03月30日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JB。