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三文オペラ

著:ベルトルト・ブレヒト
訳:大岡 淳

紙版

内容紹介

“最悪。マジ最悪。うちの娘の性欲はパンッパンだぞ!”

ロンドンの貧民街に暗躍する乞食たちを描き、《ドイツ黄金の20 年代》の光と闇を切り裂いたブレヒト不朽の名作を、気鋭の演出家がキレッキレの日本語で訳しおろす。
クルト・ヴァイルの名曲群がファシズム前夜の都市を照射する、痛快無比の音楽劇!
《東京芸術祭2018》の『野外劇 三文オペラ』で採用された最新日本語訳。

目次

 三文オペラ

 訳注


 解説
 『三文オペラ』へのコメント(ベルトルト・ブレヒト)
  世界がブレヒトに近づく(平井 玄)
 『三文オペラ』と二人のクルト・ヴァイル(大熊ワタル)
  
 訳者あとがき
 マックヒースとは何者か(大岡 淳)

著者略歴

訳:大岡 淳
1970年、兵庫県に生まれる。演出家、劇作家、批評家。早稲田大学第一文学部哲学科哲学専修卒業。現在、SPAC‐静岡県舞台芸術センター文芸部スタッフ、静岡文化芸術大学非常勤講師、河合塾COSMO東京校非常勤講師を務める。
編著に、『21世紀のマダム・エドワルダ』(光文社、2015)がある。
http://ookajun.com

ISBN:9784907986490
出版社:共和国
判型:菊判変
ページ数:224ページ
価格:2000円(本体)
発行年月日:2018年10月
発売日:2018年10月20日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DD