出版書誌データベース

求償権の具体的な適用場面を想定し個別に考察

はしがき

序　章
　　　1　問題背景と議論状況
　　　2　問題の所在と分析視角
第1章　求償権に関する従来の議論
　　第1節　詳細な求償関係規定が存在する場合　
　　第2節　詳細な求償関係規定が存在しない場合
　　第3節　弁済による代位と求償権の関係
第2章　求償権の統合可能性　─共通枠組の抽出
　　第1節　緒論
　　第2節　各求償権の根拠に関する横断的検討
　　第3節　事後求償権の統合可能性
　　第4節　事前求償権の特殊性
第3章　求償型不当利得論　─不当利得による求償権
　　第1節　緒論
　　第2節　日本における求償型不当利得論
　　第3節　ドイツにおける求償型不当利得論
　　第4節　小括　─求償型不当利得の判断枠組
第4章　実質的根拠面での求償権統一化
　　第1節　緒論
　　第2節　求償権の実質的根拠および機能─求償型不当利得との関係
　　第3節　求償権統一化の可能性と必要性
第5章　錯誤無効の場面における求償権
　　第1節　緒論
　　第2節　ドイツの裁判例
　　第3節　ドイツの学説
　　第4節　日本での展開可能性
　　第5節　小括
第6章　統一的求償制度への架橋
　　第1節　緒論
　　第2節　メディクスの求償制度論
　　第3節　日本における統一的求償制度の素描
結　章　まとめと展望

　　初出一覧
　　索引