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チビにいちゃんと馬のロッタ

著:エディス=ウンネルスタッド
訳:小宮 由
絵:さこ ももみ

紙版

内容紹介

スウェーデンの名作児童書『すえっこO(オー)ちゃん』(石井桃子:訳)の、Oちゃんの2歳年上の兄、チビにいちゃんのお話。一人で屋根に登ったり、馬に乗ってしまったりと、チビにいちゃんは周りをハラハラさせてしまいます。でも、元気いっぱいのチビにいちゃんの毎日はとても楽しそう。読んでいると、こちらも一緒になって冒険している気持ちになって、つい夢中になってお話にひきこまれてしまいます。7月既刊の『チビにいちゃんとOちゃん』の続編。

目次

1,チビにいちゃんのねむれぬ夜 2,チビにいちゃんとけっこんしき 3,チビにいちゃんパーティーをひらく 4,チビにいちゃんやねにのぼる 5,チビにいちゃん馬にのる

著者略歴

著:エディス=ウンネルスタッド
エディス=ウンネルスタッド( EDITH UNNERSTAD 1900-1982 )
フィンランド、ヘルシンキ生まれ。10歳のときに、スウェーデンへ移住し、ストックホルムの女子校や、美術学校で学んだ後、24歳で結婚し、1932年に作家としてデビュー。その後、20冊以上の児童文学や、大人向けの小説や詩集も発表した。中でも人気があったのが、本作や『すえっこOちゃん』(フェリシモ出版)などのラルソン家シリーズで、本国スウェーデンでは、映画化やテレビドラマ化された。
訳:小宮 由
小宮 由
東京都生まれ。翻訳家。2004年より東京・阿佐ヶ谷で家庭文庫「このあの文庫」を主宰。主な訳書に『マシュマロおばけ』『コレットとわがまま王女』『歌がにがてな人魚』『ヤナギ通りのおばけやしき』『ふたごのカウボーイ』(以上、瑞雲舎)『さかさ町』(岩波書店)『イワンの馬鹿』(アノニマ・スタジオ)など多数。祖父は、トルストイ文学の翻訳家であり、良心的兵役拒否者の故 北御門二郎。
絵:さこ ももみ
さこ ももみ東京都
生まれ、広島在住。東京学芸大学美術教育学科卒業後、小学校、高等学校教員を経てイラストレーターに。主な作品に『こんなときってなんていう?』シリーズ(たかてらかよ著、ひかりのくに)、『おじいちゃんちのたうえ』『さよならようちえん』『うさぎでうれしいうさぎはうさぎ』(講談社)『はっけんずかん たべもの』(学研)『ばぁ!』(マイクロマガジン社)など多数

ISBN:9784907613471
出版社:瑞雲舎
判型:菊判
ページ数:144ページ
定価:1600円(本体)
発行年月日:2023年11月
発売日:2023年10月20日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:YFB