著：ヘレン・ビル
ラジオ局ＷＡＣで整備工として働くかたわら、ラジオ番組の台本・編集を手がけるようになり、後にウィスコンシン大学の司書となった。本作がデビュー作。
絵：ルイス・スロボドキン
ニューヨークの美術大学を卒業後、彫刻家となったが、エスティスの「モファットきょうだい」シリーズに挿絵を描いたのをきっかけに、子どもの本を手がけるようになる。『たくさんのおつきさま』（徳間書店）でコルデコット賞を受賞。その他の作品に『やさしい大おとこ』（徳間書店）『ピーターサンドさんのねこ』（あすなろ書房）など多数。
訳：小宮由
1974年東京都生まれ。翻訳家。東京都・阿佐ヶ谷で家庭文庫「このあの文庫」を主宰。祖父はトルストイ文学の翻訳家、故北御門二郎。訳書に『せかいいちおいしいスープ』『おかのうえのギリス』（岩波書店刊）、『はるがきた』（主婦の友社刊）、『ちいさなメリーゴーランド』（小舎刊）などがある。
