Ⅰ なぜ、止血の方法を学ばなければならないか
1.止血の意義
■Column 米国における止血教育の歴史
■MEMO 軍事における止血の重要性
Ⅱ ケガの種類
1.事故(交通事故)
■MEMO 交通事故での負傷者救護
2.転落・墜落
3.動物に咬まれる
4.刺創・切創(事件)
5.爆傷(テロ)
6.銃創
■付録1 応急手当の法的意味づけ
■Column 応急手当と応急処置の違い
■MEMO ファーストエイド
Ⅲ からだの中を流れる血管の種類と出血の分類
1.血管の種類
2.出血の分類
1 出血源の血管による分類
2 外出血と内出血
Ⅳ 止血の流れ
1. 応急手当(ファーストエイド):種類と順番
ステップ① 安全確認
ステップ② 感染防御
ステップ③ 出血部位の確認
ステップ④ ドレッシングと直接圧迫止血法
ステップ⑤ 出血部位の挙上
ステップ⑥ 包帯(バンデージ)
■Column 出血の応急手当と血液感染
■Column やってはいけないこと
Ⅴ 部位別止血法
1 頭 部
1. 頭部外傷
ステップ① 安全確認
ステップ② 感染防御
ステップ③ 出血部位の確認
ステップ④ ドレッシングと直接圧迫止血法
ステップ⑥ 包帯(バンデージ)
2. 頭蓋底骨折と髄液漏
3. 頭部外傷と頸髄損傷
2 顔面・頸部
1. 顔面・頸部外傷
ステップ① 安全確認
ステップ② 感染防御
ステップ③ 出血部位の確認
ステップ④ ドレッシングと直接圧迫止血法
ステップ⑥ 包帯(バンデージ)
2. 顔面・頸部外傷と頸髄損傷
3. 鼻出血
4. 眼球損傷の応急手当
5. 耳の外傷
6. 歯の損傷
7. 鼻腔内をひっかいたり、
鼻を打撲したりして生じる鼻出血
8. 吐血・喀血の応急手当
■Column 血液サラサラの薬(抗凝固薬)を
飲んでいる人に対する注意点
3 体幹部(胴体)
1. 体幹部(胴体)外傷
ステップ① 安全確認
ステップ② 感染防御
ステップ③ 出血部位の確認
ステップ④ ドレッシングと直接圧迫止血法
ステップ⑥ 包帯(バンデージ)
4 四肢(腕と脚)
1. 四肢(腕と脚)外傷
ステップ① 安全確認
ステップ② 感染防御
ステップ③ 出血部位の確認
ステップ④ ドレッシングと直接圧迫止血法
ステップ⑤ 出血部位の挙上
ステップ⑥ 包帯(バンデージ)
◆三角巾で腕を吊る・固定する
◆エマージェンシーバンデージでドレッシング・包帯
と直接圧迫止血法を同時に行う
◆局所止血薬
Ⅵ 特殊な止血法(止血帯止血法)
1 三角巾と棒を用いた止血帯止血法
2 専用ターニケットを用いた止血帯止血法
1. Combat Application Tourniquet(CAT)
2. The SOF Tactical Tourniquet(SOF TT)
3. MATレスポンダー(MAT Responder)
3 ターニケットを使用した後の注意点
4 止血帯止血法に対する先入観
Ⅶ どの段階で119番通報するのか―救急車が
到着するまでの流れ―
1.こんなときは救急車を呼びましょう
1 救急車を呼ぶ必要がある傷病者①
2 救急車を呼ぶ必要がある傷病者②
3 救急車を呼ぶ必要がある傷病者③
(こんな状況でケガをした)
2.ケガの現場に遭遇したときの行動
1 安全の確認と確保――二次災害の予防
2 傷病者の簡単な観察
3 消防への連絡(119番通報)
4 警察への連絡(119番通報)
5 傷病者に対する応急手当
6 救急隊員への申し送り
■付録2 備えておきたい応急セット
■付録3 消防団員のメンタルヘルスケア