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中国工芸美術史入門

著:尚 剛
監:三潴 正道

紙版

内容紹介

日本文化のルーツである中国文化を知ることは、日本を知ること。
本書では、中国の四千年を超える歴史を俯瞰しながら、工芸美術史の大家である著者が、
その深い学識と分かりやすい文章で、中国工芸美術の誕生、発展、変遷を語る。
収載図版二四七点、うち、なんと十八点が日本所蔵の作品、伝法隆寺宝物の錦織は遣隋使小野妹子が持ち帰ったもので、
正倉院所蔵の国宝、あの宝物は中国由来の名品だった!

目次

はじめに*中国古代工芸美術とその特徴
  一 用語、起源、主体
  二 実用性の原則
  三 材料、技術による制約
  四 造形、装飾とその影響
  五 機能認識と審美眼
  六 時代の主流と生産の構図
  七 基本的外観と文明的価値

著者略歴

著:尚 剛
1952年北京生まれ。1977年黒竜江大学中文系に入学。1982年中央工芸美術学院の大学院に進む。現在、文学博士、清華大学美術学院教授。主な著書には、『隋唐五代工芸美術史』、『元代工芸美術史』、『中国工芸美術史新編』、『中国工芸美術史図説』など。
監:三潴 正道
麗澤大学名誉教授。NPO法人日中翻訳活動推進協会(而立会)理事長。日中学院講師。主な著書には、『必読!中国が面白い』(日本僑報社)、『時事中国語教科書』(朝日出版社)、『論説体中国語読解力養成講座』(東方書店)、翻訳書に『習近平の思想と知恵』(科学出版社東京)、監訳書に『現代中国と宗教の役割』(科学出版社東京)など。

ISBN:9784907051594
出版社:科学出版社東京
判型:B5変
ページ数:160ページ
定価:4200円(本体)
発行年月日:2020年12月
発売日:2021年01月08日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:WF