世界の夜
非時間性をめぐる哲学的断章
著:布施 哲
紙版
内容紹介
非時間性=「革命」の水脈
シュンペーター、シュトラウス、ラクラウ――
「イノベーション」や「アントレプレナー」、
新保守主義と政治哲学、
そしてラディカル・デモクラシーで知られる
一見相容れない3人の思想を
根源的に捉えぬいた果てに立ち現れる未知の相貌。
目次
はじめに
第0章 台詞がなかったペルセースのために
●第1部 シュンペーター
第Ⅰ章 シュンペーターの終末論
第Ⅱ章 資本化と政治的威信
第Ⅲ章 新結合をめぐって――イノベーションとその主体に関するいくつかの考察
●間奏 ラクラウ
第Ⅳ章 回帰する人民――ポピュリズムと民主主義の狭間で
●第2部 シュトラウス
第Ⅴ章 末人たちの共和主義――レオ・シュトラウスと“政治哲学”
第Ⅵ章 闘う聖人