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風水羅盤大全

著:徐芹庭
訳:田中要一郞
監:山道帰一

紙版

内容紹介

羅盤を使った風水技法、本邦初公開!
風水の必須アイテムの羅盤の意味と使い方を徹底解説!

地盤・人盤・天盤、透地六十龍、穿山七十二龍、百二十分金…とさまざまな層によって構成される羅盤における風水技法の深奥、本邦初公開!
地上における自然現象を説明する羅盤が理解できれば、大地の地磁気を活用し、土地の吉凶などが、一気にわかる!

「羅盤の発生から現代にまで続く、風水師たちの間で実技とともに受け継がれてきた羅盤の各層にあらわれた360度の円盤がさまざまな方位区分と名称で分類識別された各層からに成り立つ羅盤。この羅盤を使用するということは、羅盤の各層ごとに、何を見つめ、何を計測し、何を判断しようとしたかに到るまでが、正しく羅盤の使用方法であり、そして風水のさまざまな技法なのだ。」 山道帰一
(監訳者序)

「風水は堪輿とも呼ばれ、堪は天、輿は地を意味します。つまり、天文、地理を研究することであり、人生を素晴らしいものにし、幸福にする学問でもあります。風水で使用される羅盤は羅経とも呼ばれます。そこには八卦、九星、六十甲子が配置され、二十四の方位があり、周天360度に三百八十四爻を用いて吉凶を決めます。」
(本文より)

「私が本書を一読し感じたのは、羅盤の風水理論の美しさであり、複雑さかもしれません。360度の空間がさまざまな間隔で区切られ、また間隔の幅の種類がいくつもあり、それが幾層にも重なり、タペストリーの如く編み込まれています。羅盤を俯瞰すれば、それはまるで宇宙ではなく地上を説明するための曼荼羅のように思えます。」 田中要一郎
(訳者あとがき)

目次

第1章 羅盤における風水学

①太極天池
②河図洛書後天八卦
③先天八卦卦気と玄空五行
④地盤正針二十四山
⑤二十四山に二十四天星を配する秘訣
⑥替卦挨星城門訣
⑦乾坤國寶の后土についての吉凶の位置
⑧穿山七十二龍
⑨百二十分金の吉凶判断
⑩透地六十龍の吉凶
⑪人盤中針撥砂法
⑫天盤縫針納水法
⑬天盤縫針を用いた三合水法
⑭天盤縫針を用いた九星水法
⑮六十四卦の卦気、卦運
⑯乾坤國寶龍門八局
⑰陽宅東西四命四吉四凶
⑱渾天星度の五行
⑲二十八星宿の開禧坐度と明師盤線法
⑳周天360度
㉑三百八十四爻の抽爻換象と摘間線の秘訣
㉒帰蔵易風水の秘訣
㉓玄空双星加会の秘訣
㉔『搖鞭断宅口訣』


第2章 陽宅風水学

①陽宅三要
②東海陽宅経

著者略歴

著:徐芹庭
1941年台湾苗栗県三義郷生まれ。1964年に国立台湾師範大学国文学部卒業。1973年易の研究で博士号取得。
各大学において講師、准教授、教授職を歴任し、『易経』、『春秋左氏伝』、『黄帝内経』など講義を行う。1960年より、江蘇の宗孝忱、高仲華、浙江の林景伊、南懷瑾、陳立夫などの諸先生方について、経史百家の学を習得する。世界易経大会創設者。四書、五経、仏教についての著書多数。『中國堪輿學』(全五巻)『細辛・紂戞幣紂・次法愆ズピ・闖馮纊戞悵怛完Ю液棔戞幣絏次法愃擔奇門闡易』『易經擇日學』『密本擇日法』『易經姓名學』など。
訳:田中要一郞
占術研究家。翻訳家。1974年和歌山県生まれ。早稲田大学卒。高校時代より占いに興味を持ち、研究を始める。西洋伝統占星術、インド占星術、七政四余など古典をベースとした東西の占星術を比較研究する。主な占術は、「西洋伝統占星術」「子平」「インド占星術」「風水」「易」「タロット」「人相・手相」「姓名判断」など多岐にわたる。翻訳書籍は『子平推命基礎大全』(梁湘潤著)、『クリスチャン・アストロロジー第1&第2書』『クリスチャン・アストロロジー第3書』(いずれもウィリアム・リリー著)、『現代占星術家のための伝統占星術入門』(ベンジャミン・ダイクス著)、著書に『占術談義 田中要一郎 対談集』(すべて太玄社)。

ISBN:9784906724697
出版社:太玄社
判型:A5
ページ数:432ページ
価格:3700円(本体)
発行年月日:2021年07月
発売日:2021年07月19日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:VXF