出版社を探す

なぜ朝鮮半島「核」危機は繰り返されてきたのか

著:崔 正勲

紙版

内容紹介

米朝間での「核」戦争を回避するためにはどうすればよいのか。現在、膠着化しているとはいえ、常に緊張形成の危機を迎える米朝関係。両国の「核」をめぐるこれまでの緊張形成の要因とその後の動向を丁寧に分析し、緊張緩和に向けた具体的な提案を行う。朝鮮半島の今後を占うための必読書。

目次

序 章 本書の目的と意義
第1章 朝鮮半島核危機の形成要因についての2つの視点
第2章 第1次朝鮮半島核危機(1990-1994)
第3章 KEDOプロセスと1998-1999年における緊張形成(1994-1999)
第4章 第2次朝鮮半島核危機(2000-20003)
第5章 6ヵ国協議をめぐる緊張の変化(2003-2009)
第6章 第3次朝鮮半島核危機(2009-2013)
終 章 結 論
補 論 金正恩政権における核兵器高度化と米朝間の緊張形成への影響

あとがき
参考文献

著者略歴

著:崔 正勲
1979年,京都府生まれ.
立命館大学大学院博士前期課程および英国ヨーク大学修士課程修了後,立命館大学国際関係研究科博士後期課程にて博士(国際関係学)取得.
現在,立命館大学アジア・日本研究機構専門研究員,アジア・日本研究所プロジェクト「北朝鮮問題についての総合的研究――北朝鮮問題の長期化と国際化の観点からの再構築」メンバー(統括コーディネーター),コリア研究センター研究員,学習院大学東洋文化研究所客員研究員(東アジア学共創プロジェクト).
専攻は国際関係学(国際政治学,国際関係理論),安全保障学(核戦略),地域研究(朝鮮半島)など.

ISBN:9784906681563
出版社:クレイン
判型:4-6
ページ数:384ページ
定価:3000円(本体)
発行年月日:2020年03月
発売日:2020年03月16日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JPS