マリリン・モンローはなぜ神話となったのか
マッカーシズムと1950年代アメリカ映画
著:福井 次郎
紙版
内容紹介
演技派とはいえず、出演作品にも恵まれたとはいえないマリリン・モンローが、どうして大女優たりえているのか? マッカーシズム(赤狩り)が吹き荒れ、モンローが活躍した50年代という時代とハリウッド映画の関係をさぐる。たとえば、マッカーシズムは、ハリウッド攻撃から始まった反ユダヤ主義運動の一形態だった……。
50年代のハリウッド映画、約600本を紹介。便利な作品索引付き。
目次
▼1 マッカーシズムの始まり
▼2 マッカーシズムの展開
▼3 ハリウッドの解体と独立プロの勃興
▼4 体制内映画人の憂鬱
▼5 ランナウェイ方式と大画面
▼6 スペクタクル史劇の意味
▼7 マッカーシズムの終焉
▼8 五〇年代エンターテインメント
▼最終章 ブラックリストからの復権、そしてモンローの死 ほか
ISBN:9784905369370
。出版社:言視舎
。判型:4-6
。ページ数:372ページ
。定価:2400円(本体)
。発行年月日:2012年06月
。発売日:2012年06月27日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:ATF。